平成24年11月23日 金曜日
「チームの規範…2012」
規範とは、守るべきルールを言います。
それは規則も含まれますが、文書になっていなくても…慣習的に守るべき社会的マナー、道徳、倫理観なども規範です。
スポーツにおける、特にチーム競技における規範は、そのチームの創設時から続いている受け継がれている伝統であり…
その礎は、そのチームをけん引する指導者によって作られるものです。
指導者によって作られる規範は、指導者の指導哲学…コーチング・フィロソフィーがその基本となるものでしょう。
東京オリンピック・ヘッドコーチの故・吉井四郎氏は次のように述べられています。
『コーチング・フィロソフィーとは、生まれ持った資質に、体験や経歴により修正されつつ作り上げられるもの。
物事に対する考え方や態度、姿勢として現れる行動の規範となるものである。
したがって、それは借り物ではなく、独自の価値観、人生観から生まれ出てくるものであり…経験によって成長していくものであろう』
それ故、チームの規範とは、受け継いだ伝統を尊重しつつ、その伝統に囚われることもなく、指導者の常識と良識による価値観によっても作られるものだと思います。
何が常識で、何が良識なのかということは…、社会生活を送る上での協調性、社交性、主体性、明朗性、実行力などでしょうか。
その指導者のコーチングフィロソフィーが、チームの規範となり…チームメンバーをひとつの方向に向かわせるものだと思います。
チームの規範として大事なことは…まず第1に、チームが目指すべきものをメンバー全員が共有することです。
「このチームが目指すべきものは何か?全力でプレーすることなのか、結果として全国レベルの大会で上位を目指すのか」
これは、チームの目的ですから、その目的がチームメンバー全員が共有していれば、チームの方向性・ベクトルは一つになるのでしょう。
第2に、チームとしてのルールです。
これは、コーチが細部を決める部分もあるでしょうが、多くはチームメンバーで作っていき、もしくは無くしていくものだと思います。
無くしていくルールとは、制裁を加える、行き過ぎた管理体制というような悪しき慣習などです。
また、日常生活の部分でルールを作ることもいいことだと思います。
日常生活の礼儀、信頼、約束、ユーモアなどは、バスケをする者たちに感性として根付き、
試合をする者の、試合以外における規範が行動として現れ…相手に爽やかな想いを抱かせる。
それは、スポーツマンらしさを表現するものとして大事なことだと思います。
特に、チームの規範として、ミニバスの指導者の言動は最も大事なものです。
相手チームの指導者や子供たちに対する態度は、配慮すべきでしょう。
自分のチームの実力を鼻にかけ試合をしてやっている…というようなコーチや、
ベンチに横柄に座って、子供達を畏怖させるような言動で接しているコーチ…
そのようなコーチは、反面教師として最高の存在ですが、そのようなコーチを指導者として受け入れている、そのチームのスタッフや保護者は、誰のためのチームなのかを考えて、
コーチに物申すなど…行動するところは、しっかりと団結して行動すべきだと思います。
チームメンバー…、特にミニバスの子供たちは、コーチには反発できません。
反発することがいいことだとは思いませんが、指導者の資質に、明らかに欠けていると、スタッフや保護者の大部分の方が思われるのならば、徹底してコーチと話し合うべきでしょう。
特に、アシスタントコーチであるスタッフは、ヘッドコーチが絶対ではありませんから、
コーチング・フィロソフィーという視点で納得がいかなければ、チーム一丸のために、あるべき指導について方向性を一致させることが大事だと思います。
「チームの規範…2012」
規範とは、守るべきルールを言います。
それは規則も含まれますが、文書になっていなくても…慣習的に守るべき社会的マナー、道徳、倫理観なども規範です。
スポーツにおける、特にチーム競技における規範は、そのチームの創設時から続いている受け継がれている伝統であり…
その礎は、そのチームをけん引する指導者によって作られるものです。
指導者によって作られる規範は、指導者の指導哲学…コーチング・フィロソフィーがその基本となるものでしょう。
東京オリンピック・ヘッドコーチの故・吉井四郎氏は次のように述べられています。
『コーチング・フィロソフィーとは、生まれ持った資質に、体験や経歴により修正されつつ作り上げられるもの。
物事に対する考え方や態度、姿勢として現れる行動の規範となるものである。
したがって、それは借り物ではなく、独自の価値観、人生観から生まれ出てくるものであり…経験によって成長していくものであろう』
それ故、チームの規範とは、受け継いだ伝統を尊重しつつ、その伝統に囚われることもなく、指導者の常識と良識による価値観によっても作られるものだと思います。
何が常識で、何が良識なのかということは…、社会生活を送る上での協調性、社交性、主体性、明朗性、実行力などでしょうか。
その指導者のコーチングフィロソフィーが、チームの規範となり…チームメンバーをひとつの方向に向かわせるものだと思います。
チームの規範として大事なことは…まず第1に、チームが目指すべきものをメンバー全員が共有することです。
「このチームが目指すべきものは何か?全力でプレーすることなのか、結果として全国レベルの大会で上位を目指すのか」
これは、チームの目的ですから、その目的がチームメンバー全員が共有していれば、チームの方向性・ベクトルは一つになるのでしょう。
第2に、チームとしてのルールです。
これは、コーチが細部を決める部分もあるでしょうが、多くはチームメンバーで作っていき、もしくは無くしていくものだと思います。
無くしていくルールとは、制裁を加える、行き過ぎた管理体制というような悪しき慣習などです。
また、日常生活の部分でルールを作ることもいいことだと思います。
日常生活の礼儀、信頼、約束、ユーモアなどは、バスケをする者たちに感性として根付き、
試合をする者の、試合以外における規範が行動として現れ…相手に爽やかな想いを抱かせる。
それは、スポーツマンらしさを表現するものとして大事なことだと思います。
特に、チームの規範として、ミニバスの指導者の言動は最も大事なものです。
相手チームの指導者や子供たちに対する態度は、配慮すべきでしょう。
自分のチームの実力を鼻にかけ試合をしてやっている…というようなコーチや、
ベンチに横柄に座って、子供達を畏怖させるような言動で接しているコーチ…
そのようなコーチは、反面教師として最高の存在ですが、そのようなコーチを指導者として受け入れている、そのチームのスタッフや保護者は、誰のためのチームなのかを考えて、
コーチに物申すなど…行動するところは、しっかりと団結して行動すべきだと思います。
チームメンバー…、特にミニバスの子供たちは、コーチには反発できません。
反発することがいいことだとは思いませんが、指導者の資質に、明らかに欠けていると、スタッフや保護者の大部分の方が思われるのならば、徹底してコーチと話し合うべきでしょう。
特に、アシスタントコーチであるスタッフは、ヘッドコーチが絶対ではありませんから、
コーチング・フィロソフィーという視点で納得がいかなければ、チーム一丸のために、あるべき指導について方向性を一致させることが大事だと思います。