バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

ささやかな生き方…2012

2012-11-24 07:07:59 | やっぱりミニバス!
平成24年11月24日 土曜日

「ささやかな生き方…2012」


これは自分の仕事のこととミニバスのコーチをしている生き方について、改めて認識したものです。

『虚弱な肉体をもつ人間が、それを忍耐強いトレーニングによって強化できるように、

虚弱な心をもつ人間も、それを正しく力強い思いを意識的にめぐらし続けることによって強化できるのです。』

これは人が、自分に掲げた目標に向かうために…強い心をもつための考え方を述べたものですが、

すべての人が、そのような強い心をもつことはできないでしょうし、すべての人が、大きな目標を掲げて人生を歩んでいるわけではないでしょう。

大きな目標を発見できていない人や、日常を淡々と繰り返して生きている人は…

とりあえず、目の前にある自分がやるべきことに自分の思いを集中して、

意識をそこに向けてやるべきことを、こつこつと積み上げるように、やっていけばいいのです。

その小さなことが、大きなやり甲斐を感じさせてくれるのです。

ミニバスのコーチにしても然りです。

子供達とバスケを通じて接することは、大きな何かを成し遂げるためではなく、

子供達の成長に正しく携わりたいという…ささやかな想いをもっているだけなのです。

そのささやかな事を積み上げていくようにやり抜くこと、

それを精一杯にやり遂げようと努力することで…自分の人生は意義あるものになるのだと思います。

今の子供達と共に笑い、共に悔しさを共有し…一方でコーチとして子供達を成長させることに、自分の全力で向かっていくこと、

バスケの技術のことを通じて子供達の心身の健全な育成に関わっていきたいと…強く心に秘めています。

それは目標ではなく、私という人間のささやかな生き方なのです。

仕事?ですか。

仕事も、この仕事に就いて34年が過ぎ…来年、定年を迎えます。

この仕事のプロ意識に誇りを持っています。

この仕事のキャリアで、自分の人生観や価値観は造られ、

さらにミニバスに出会ったことで、新しい価値観が心に芽生えました。

この仕事に出会えたことで…妻と出会い、我が子たちと出会い

ミニバスに出会えたことで…ミニバスの子供達と出会い、ミニバスやバスケの多くの指導者の方々と出会い、

仕事で多くの人達と出会い、私のささやかな人生は、充実した生き方になっているのだと思います。

これらの出会いに対し、深甚なる感謝の気持ちでいっぱいです。

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