平成26年4月10日 木曜日
「練習のねらい…2014」
みなさん普通に「練習」という言葉を使ってますよね。
『さぁ、今日は○○時から練習だ。頑張るぞ!』…のように、
ところで、この練習ってなんでしょうか?
なにわかりきったこと言ってんの!?
『そんなのプレー技術を向上させるためでしょう!』
確かにそうですよね。
でも、それはひとつの練習の目的ですよね。
私が言っているのは、そのプレー技術を向上させるために行うことが練習ならば、
その練習は、何を行えばいいのか?…ということです。
ここに、コンディショニングという言葉と考え方があります。
コンディニショニングとは、
公認トレーナー教本では、『スポーツのトップパフォーマンスを上げるために行うこと』…とあります。
まさに、これが練習のねらいだと思います。
もう少し、わかりやすく言えば、
練習とは…、
『スポーツの競技力を向上させることを目的とし、
その取り組みにおいては…
能力の向上を基本として、
克服又は修正すべき課題などに応じて、
ねらいとするところや、やり方を創造していくもの…
これによって、競技における心技体のパフォーマンスを向上させることであり、
そして、目標とする試合に向けて、心と体と技の準備をし、本番で最高のパフォーマンスを発揮するために行うこと。』
その具体的なことは…
①体力トレーニング。
…技術を習得し、発揮するためのフィジカルを養成するトレーニングで、
ウェイトやスプリントやランニングやリズム感、バランス感を養う各種トレーニングがあります。
②技術的なもの。
…体力トレーニングとで練り上げたフィジカルをベースにした、ファンダメンタル・スキルやチームスキルを向上させるものです。
またチームの戦術や戦略を練り、そして使うこと。
このため、プレーヤーの相互理解をねらいとした内容のドリルを創造し…行い、
これにより、チームパフォーマンスという、チームコーディネションを向上させること。
さて、試合の相手は全部が全部、同じプレースタイルのチームはないでしょう。
自分達のチームも含め…100のチームがあれば、100通りのチームパターンがあるはずです。
そのための練習をしようとすれば、100通りの練習が必要ですが、そのような時間はありません。
限られた練習時間で、最大の効果を得ること。
このためには、コーチもプレーヤーも「常在試合」を徹底して意識し、
特に、プレーヤー自身が、チームメイトと供に、あらゆるプレーの形を考え、創造し、表出し、試行し、共有することです。
ゴールを攻める、また、ゴールを死守するためには、互いに仲間を活かすこと。
そのチームの中で、自分は何を行うのかを、仲間同士で共有することが大事だと思います。
それを意識した練習を創造していくこと。
それがコーチの役割です。
試合が終わるごとに、勝ち試合でも、負け試合でも、課題は必ずあるはずですから。
次の試合に向けて、その課題を克服し、チーム力を向上させる取り組みを、
コーチとプレーヤーが一丸となって行うこと。
そのモチベーションを上げることも、コーチの責任だと思います。
練習は、ウォームアップをすることではありません。
常に「常在試合」を意識し、コンディニショニングを整え上げるために行うものなのです。
「練習のねらい…2014」
みなさん普通に「練習」という言葉を使ってますよね。
『さぁ、今日は○○時から練習だ。頑張るぞ!』…のように、
ところで、この練習ってなんでしょうか?
なにわかりきったこと言ってんの!?
『そんなのプレー技術を向上させるためでしょう!』
確かにそうですよね。
でも、それはひとつの練習の目的ですよね。
私が言っているのは、そのプレー技術を向上させるために行うことが練習ならば、
その練習は、何を行えばいいのか?…ということです。
ここに、コンディショニングという言葉と考え方があります。
コンディニショニングとは、
公認トレーナー教本では、『スポーツのトップパフォーマンスを上げるために行うこと』…とあります。
まさに、これが練習のねらいだと思います。
もう少し、わかりやすく言えば、
練習とは…、
『スポーツの競技力を向上させることを目的とし、
その取り組みにおいては…
能力の向上を基本として、
克服又は修正すべき課題などに応じて、
ねらいとするところや、やり方を創造していくもの…
これによって、競技における心技体のパフォーマンスを向上させることであり、
そして、目標とする試合に向けて、心と体と技の準備をし、本番で最高のパフォーマンスを発揮するために行うこと。』
その具体的なことは…
①体力トレーニング。
…技術を習得し、発揮するためのフィジカルを養成するトレーニングで、
ウェイトやスプリントやランニングやリズム感、バランス感を養う各種トレーニングがあります。
②技術的なもの。
…体力トレーニングとで練り上げたフィジカルをベースにした、ファンダメンタル・スキルやチームスキルを向上させるものです。
またチームの戦術や戦略を練り、そして使うこと。
このため、プレーヤーの相互理解をねらいとした内容のドリルを創造し…行い、
これにより、チームパフォーマンスという、チームコーディネションを向上させること。
さて、試合の相手は全部が全部、同じプレースタイルのチームはないでしょう。
自分達のチームも含め…100のチームがあれば、100通りのチームパターンがあるはずです。
そのための練習をしようとすれば、100通りの練習が必要ですが、そのような時間はありません。
限られた練習時間で、最大の効果を得ること。
このためには、コーチもプレーヤーも「常在試合」を徹底して意識し、
特に、プレーヤー自身が、チームメイトと供に、あらゆるプレーの形を考え、創造し、表出し、試行し、共有することです。
ゴールを攻める、また、ゴールを死守するためには、互いに仲間を活かすこと。
そのチームの中で、自分は何を行うのかを、仲間同士で共有することが大事だと思います。
それを意識した練習を創造していくこと。
それがコーチの役割です。
試合が終わるごとに、勝ち試合でも、負け試合でも、課題は必ずあるはずですから。
次の試合に向けて、その課題を克服し、チーム力を向上させる取り組みを、
コーチとプレーヤーが一丸となって行うこと。
そのモチベーションを上げることも、コーチの責任だと思います。
練習は、ウォームアップをすることではありません。
常に「常在試合」を意識し、コンディニショニングを整え上げるために行うものなのです。