平成24年11月 10日 土曜日
「視野と視点…2012」
ミニバスに関わらず、バスケのコーチが必ず言う言葉は、『ゴールを見ろ! 下を見るな!』、『視野…ビジョンを取れ!』です。
攻めるゴールを見ることで視野を取り、コート内の全体の情報を視覚から得て、次のプレーの判断をする…
『視野とは、目に見える範囲のこと。両目ごとにその見える範囲は決まっており、その人の視野は両目ごとの視野を併せたものです。
そこから転じて、知識や考え方の幅の広さや狭さのことを言うことがあります。』
さて、視野を取るには…漠然とした視野を取っても、視覚から必要な情報を得ることはできません。
取るべき必要な情報を明らかにすることで…どこに視野を取るべきかを明確にすることができます。
例えば、バスケの場合…必要な情報とは、味方と相手とボールの位置と動きです。
この情報を出来る限り広い視野から得ることで…次に行うプレーの判断をし、行動に移るのです。
その視野は、自分の立ち位置から、攻守にわたりコート全体が見える視野であることが大事です。
その視野がぶれては、攻守に必要な場所を見失うことがあり、
その瞬間に味方と相手の動きを捉えられないことで、ミスなどにつながるのです。
そのミスなどをしないためには、視野をぶれさせない視点を定めることが必要になります。
その視点には二つの見方があります。
ひとつは…どこから見るかという立脚点であり
ひとつは…どこを見るかという注視点のことです。
バスケの場合、立脚点となる視点とは、自分のプレー中のコート内の立ち位置です。
注視点となる視点とは、攻めるべきゴールです。
自分の立ち位置となる視点はプレー中に常に変化します。
変化する自分が次のプレーを判断して行うための視点が、攻めるべきゴールです。
常に見るべき視点をゴールに置いて…その視点を中心に視野を取ることで、
ゴールを含めた全体を見渡すことができ、その視覚によって得られる情報から判断して、取るべき最善のプレーを選択し、行うのです。
視点が定まっていない視野は偏り、狭くなって、判断すべきこと限られが最善の選択の範囲が狭まります。
常にゴールを ねらうという目標を持って視野を取ることに心がけ、
最善の選択をする範囲を広げて、その視野を…ぶれさせないために、視点を定めるのです。
さらにバスケに限らず、社会生活で物事を判断して行動する上で…視野と視点はとても大事なことです。
特に、この場合の視点は 自分の立脚点となる視点だと思います。
どこを見るという注視点ではなく、自分が依って立ち見ている、立脚点としての視点の位置が視野の広さを決めるのです。
視野が広ければ、自分の立ち位置で何が出来るか、何をするべきか、判断し行動できるのです。
同じ平面に視点と視野があるときは…得られる情報も限られたものになり、限られた情報の中では、取りうる行動も限定されてしまうのは明らかです。
取りうる行動の幅を広げるためには、視野を見渡す視点の位置を高くすることです。
視点の高さとは、物理的なこともありますが…その人の経験や、社会的な立場による責任と、それに伴う権限によって、視点の位置は変わってきます。
新人があわててパニックにおちいるのは…経験がないことと、新人に与えられる責任は小さく、権限もないので、判断する高い視点に立てないのです。
仕事の経験を積み、人生経験が重なるにつれて知識を得て知恵となり、物事に対応することができる引き出しが多くなっていくのです。
豊かな人生を送るためには、この視野を見渡す広さを大きくすることであり、
そのための視点の位置を高くすることに心がけることです。
漠然と人生を送っていても、この視点を高くすることはできません。
自ら求めて経験し、責任を果たすための権限をよく活用し…
自ら人としての人物の度量を大きくしようとする心がけが必要だと思います。
「視野と視点…2012」
ミニバスに関わらず、バスケのコーチが必ず言う言葉は、『ゴールを見ろ! 下を見るな!』、『視野…ビジョンを取れ!』です。
攻めるゴールを見ることで視野を取り、コート内の全体の情報を視覚から得て、次のプレーの判断をする…
『視野とは、目に見える範囲のこと。両目ごとにその見える範囲は決まっており、その人の視野は両目ごとの視野を併せたものです。
そこから転じて、知識や考え方の幅の広さや狭さのことを言うことがあります。』
さて、視野を取るには…漠然とした視野を取っても、視覚から必要な情報を得ることはできません。
取るべき必要な情報を明らかにすることで…どこに視野を取るべきかを明確にすることができます。
例えば、バスケの場合…必要な情報とは、味方と相手とボールの位置と動きです。
この情報を出来る限り広い視野から得ることで…次に行うプレーの判断をし、行動に移るのです。
その視野は、自分の立ち位置から、攻守にわたりコート全体が見える視野であることが大事です。
その視野がぶれては、攻守に必要な場所を見失うことがあり、
その瞬間に味方と相手の動きを捉えられないことで、ミスなどにつながるのです。
そのミスなどをしないためには、視野をぶれさせない視点を定めることが必要になります。
その視点には二つの見方があります。
ひとつは…どこから見るかという立脚点であり
ひとつは…どこを見るかという注視点のことです。
バスケの場合、立脚点となる視点とは、自分のプレー中のコート内の立ち位置です。
注視点となる視点とは、攻めるべきゴールです。
自分の立ち位置となる視点はプレー中に常に変化します。
変化する自分が次のプレーを判断して行うための視点が、攻めるべきゴールです。
常に見るべき視点をゴールに置いて…その視点を中心に視野を取ることで、
ゴールを含めた全体を見渡すことができ、その視覚によって得られる情報から判断して、取るべき最善のプレーを選択し、行うのです。
視点が定まっていない視野は偏り、狭くなって、判断すべきこと限られが最善の選択の範囲が狭まります。
常にゴールを ねらうという目標を持って視野を取ることに心がけ、
最善の選択をする範囲を広げて、その視野を…ぶれさせないために、視点を定めるのです。
さらにバスケに限らず、社会生活で物事を判断して行動する上で…視野と視点はとても大事なことです。
特に、この場合の視点は 自分の立脚点となる視点だと思います。
どこを見るという注視点ではなく、自分が依って立ち見ている、立脚点としての視点の位置が視野の広さを決めるのです。
視野が広ければ、自分の立ち位置で何が出来るか、何をするべきか、判断し行動できるのです。
同じ平面に視点と視野があるときは…得られる情報も限られたものになり、限られた情報の中では、取りうる行動も限定されてしまうのは明らかです。
取りうる行動の幅を広げるためには、視野を見渡す視点の位置を高くすることです。
視点の高さとは、物理的なこともありますが…その人の経験や、社会的な立場による責任と、それに伴う権限によって、視点の位置は変わってきます。
新人があわててパニックにおちいるのは…経験がないことと、新人に与えられる責任は小さく、権限もないので、判断する高い視点に立てないのです。
仕事の経験を積み、人生経験が重なるにつれて知識を得て知恵となり、物事に対応することができる引き出しが多くなっていくのです。
豊かな人生を送るためには、この視野を見渡す広さを大きくすることであり、
そのための視点の位置を高くすることに心がけることです。
漠然と人生を送っていても、この視点を高くすることはできません。
自ら求めて経験し、責任を果たすための権限をよく活用し…
自ら人としての人物の度量を大きくしようとする心がけが必要だと思います。