バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

ストレス…2013

2013-10-17 06:26:24 | やっぱりミニバス!
平成25年10月17日 木曜日
 
「ストレス…2013」


ストレスと上手く付き合うには、刺激を受け止める人、刺激を与える人の両者が適切に対応することが必要です。

まず刺激を受ける人の対応ですが、

第一にストレスに耐える耐久力をつけることでしょう。

その1が『知識』です。

物事を知らないために恥をかいたり、あわてることは、しばしばあります。

これがマイナスのストレスとして影響するのです。

知っていれば適切な判断ができ、適切な行動ができ、適切に処理できることで

「快」の心の状態を生むのでしょう。

つまり知識を増やすことは、刺激に対して良好な適応ができるのです。

そしてその良好な適応という経験が積み重なって、ストレスに対する耐久力の幅も広がっていくのでしょう。

その2が『健全な身体』です。

「健全な精神は、健全なる身体に宿る」と言われています。

身体的な体力面で強じんであることが、病気にかかりにくいことは自明の理でしょう。

ストレスを処理するのに必要なのは、その精神力を維持する身体です。

やはり健康な身体が資本なのです。

その3が『感情をコントロールできる理性』です。

ストレスが蓄積されていくと「焦り」が生まれ、理性で考えることができなくなり、感情的に目が血走ってくると思います。

そこに新たな刺激が加わると、感情的な言動に走り、自分を抑えられなくなり、「逃避」するか、「暴発」するかということになるのでしょう。

この感情をコントロールするには、自分自身を客観視できる、もうひとりの自分を心の中に置いておくことです。

そして、日に一度は鏡の前に立って、その感情的な自分と会話することで、自分を取り戻していくことを意識することです。

さらに加えて、その感情を発散させる、もしくは落ち着かせる行動的な趣味をもつことも大切だと思います。

刺激を受ける人の対応の第二として、

蓄積されたストレスを別の行為をもって発散し消去することです。

そしてその行為は、ストレスを消去するという目的で、その場かぎりのものではなく計画的に継続できるものが必要でしょう。

例えば次のような事です。

・無理をしないスポーツを楽しむ

・仕事以上に没頭できる趣味を持つ

しかもその趣味にはなんらかの目標を作る。

(例えば、ミニバスのコーチをし…我が子達のバスケ観戦などですね)


「仕事はやり甲斐、趣味は生き甲斐」ぐらいに思えればいいことだと思います。

・当事者意識から離れて、宇宙から見た自分のようなマクロ的な考えかたを意識する。


また、「家族のために仕事をしなければならない!」のではなく、「家族のために健康でいることが大事!」ということを強く思えばいいのでしょう。



私達は生きている限り、なにがしかの刺激を受け、それに反応し適応していくことで、生きている実感を持つと思うのです。

その刺激が適度であれば、人生に充実感を感じることができるのでしょう。

知らないうちに人は、刺激をコントロールできず…刺激に支配されて、追い込まれていくと、「逃避」や「暴走」によって人生が破滅してしまうのでしょう。

それは自分自身は間違いなく悔やむことになり、もっと不幸なのは家族です。

愛する家族のために、無理をせず、頑張らないことも大切なのです。

「その仕事は自分しか出来ない」と考えないことです。

「自分は、どんなことをしてもこの仕事は出来る」と決めつけないことです。

行き詰まったときに、行き詰まった自分を認めることです。

それは行い難いことかもしれません。

それでも、家族のために仕事はやり甲斐であって…生き甲斐ではないと見極めることもひとつの生き方だと思います。

身体を壊してまで、自分を追い込んでまで仕事をすることが、自分のプライドを守ることではないということを認めることです。

プライドとは何が何でも生き抜くことです。

自分のために、家族のために生き抜くことです。…と私は思います。

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