平成25年 3月20日 水曜日
「シューター…2013」
バスケットで要(かなめ)になるのは、やはり「シュート」です。
シュートまで行けても、そのシュートが入らなければ得点にならない。
当たり前ですが全国レベルの強豪チームは、そのシュート率(シュートの確率)が極めて高いのです。
チームとしても、プレーヤー個人としてもです。
特にペイントーゾーンの外から打つ…いわゆるミドル・シュートや3ポイント・ライン前後から打つロング・シュートの確率です。
シュートが「上手い、へた」、「得意、不得意」というのは確実にあります。
もって生まれた資質というもので、特にこれを「シュート・センス」もしくは…
ボールゲーム全般でいえば「ボール・センス」というものです。
例えばバレーボールでいえば、セッターが上げるトスです。
アタッカーが好みとする高さ、タイミングにドンピシャとマッチングするようにトスアップできるのは、
持って生まれた資質が大きく左右します。
これはトスを何万回上げる練習をしても、ある程度は体得できますが…
最後の一枚の違いは「勘」といわれる「感覚」です。
さてバスケットにおけるシュートです。
これはバレーボールのトスとは違い、アタッカーという人に合わせてボールを扱うことはないので、
シュート精度は何万回という練習で、ある程度は向上します。
ただし本数を多くこなすだけでは、腕が疲労するだけで練習の成果は得られません。
必要なのは、自分のシュートの特性を熟知することです。
科学的に考えてみましょう。
単純に考えるのです。
入らないことを悩むから、ただひたすらにシュートを打つ練習さえすればいいと思うのです。
これは練習方法としては合理的ではなく、効果的でもありません。
さてシュートとは、バスケットボールをゴールというリングを通過させることです。
ミドルシュートのレンジで考えてみましょう。
ボールをリングに向かって綺麗なシュート・フォームで打っても入らない…
もしくは安定しないというのは、次の三つのことが同時にできていないからです。
①リングに正対しているか?(姿勢)
②リングに向かってボールは飛んでいるか?(方向性)
③リングのどこに当たっているか?奥か手前か?(距離感)
高校生以上になると、シュート・ボールの描く軌道は個人の特性により様々です。
高い軌道を描くもの、低くリングすれすれの軌道をえがくもの。
基本はリングの丸い面積を最大限に生かすような軌道でしょう。
高い放物線のような軌道を描くことが理想でしょうが…
これはシュートの正確性(確率)を理論的に高めるための考え方であるので、
「リングに正対」し、「方向性の確保」「距離感の確保」ができていればボールの軌道は、高くても、低くても、個人の特性で決まります。
あなたはシュートを打つ時に、しっかりリングに正対していますか?
リングとあなたの胸を結ぶ線は直角になっていますか?
斜めに結ばれていませんか?
まずそこを矯正(きょうせい:なおす)してください。
次にシュートを打つたびにすべて、リングに当たっていますか?
当たったり、左右にずれたりしているのは方向性がばらついています。
原因はフォロースルーにあります。
フォロースルーの腕が外に開いていませんか?
もしくは顔の前を斜めに交差していませんか?
フォロースルーはグーンと腕を伸ばしきるような感じか、もしくはヒョイという感じでもいいですが、まっすぐにリングに向かって延びることと、
最後にリングにフタをする感じで手首のスナップをきかせ、リリースする瞬間に、中指か人差し指でボールをひっかけて、バックスピンをボールにかけることです。
このスピンでボールはボードの跳ね返りが真下のリングに向かいます。
また空気抵抗を受けることなく、まっすぐの方向性を確実にできます。
次は距離感です。
シュートはリングの手前に当たりますか?
リングの奥に当たりますか?
どちらの傾向が強いですか?
いずれにしても距離感が正しくとれていないのが原因です。
問題は、あなたの効き目にあります。
右利き、左利きと同じで個人によって、どちらの目でものを見ているのか違いがあります。
ワンハンドのシュートセットをした時に、どちらか片方の目をつぶってみてください。
その時にリング全体が見えている眼があなたの効き目です。
そして片目をつぶってリング全体が隠れてしまっているときは、
あなたは効き目のみの片目でリングを狙っていることになります。
正確な距離感を得るには両目でものを見ることです。
つまり両目でリングを見ることです。
そのためには片方ずつ目をつぶってリングを見ます。
それを繰り返して片方ずつ目をつぶってもリングが見えるシュートセットの位置が、リングとボールの正しい距離感の位置なのです。
この距離感が出来ていないことが、シュートを外す最大の原因です。
シュートが持って生まれて上手いと思われている選手は、間違いなく両目でリングを捉えています。
シュートが苦手だと思っているケイジャー達…、
悩まずに苦手意識を持たず、単純に「リングに正対して」「リングへのまっすぐの方向性を確保し」「リングを両目でねらう正確な距離感を保って」…
そして、ひたすらに打つべし!
そうすれば間違いなくシューターへの道は開かれる!
信じて打て!
「シューター…2013」
バスケットで要(かなめ)になるのは、やはり「シュート」です。
シュートまで行けても、そのシュートが入らなければ得点にならない。
当たり前ですが全国レベルの強豪チームは、そのシュート率(シュートの確率)が極めて高いのです。
チームとしても、プレーヤー個人としてもです。
特にペイントーゾーンの外から打つ…いわゆるミドル・シュートや3ポイント・ライン前後から打つロング・シュートの確率です。
シュートが「上手い、へた」、「得意、不得意」というのは確実にあります。
もって生まれた資質というもので、特にこれを「シュート・センス」もしくは…
ボールゲーム全般でいえば「ボール・センス」というものです。
例えばバレーボールでいえば、セッターが上げるトスです。
アタッカーが好みとする高さ、タイミングにドンピシャとマッチングするようにトスアップできるのは、
持って生まれた資質が大きく左右します。
これはトスを何万回上げる練習をしても、ある程度は体得できますが…
最後の一枚の違いは「勘」といわれる「感覚」です。
さてバスケットにおけるシュートです。
これはバレーボールのトスとは違い、アタッカーという人に合わせてボールを扱うことはないので、
シュート精度は何万回という練習で、ある程度は向上します。
ただし本数を多くこなすだけでは、腕が疲労するだけで練習の成果は得られません。
必要なのは、自分のシュートの特性を熟知することです。
科学的に考えてみましょう。
単純に考えるのです。
入らないことを悩むから、ただひたすらにシュートを打つ練習さえすればいいと思うのです。
これは練習方法としては合理的ではなく、効果的でもありません。
さてシュートとは、バスケットボールをゴールというリングを通過させることです。
ミドルシュートのレンジで考えてみましょう。
ボールをリングに向かって綺麗なシュート・フォームで打っても入らない…
もしくは安定しないというのは、次の三つのことが同時にできていないからです。
①リングに正対しているか?(姿勢)
②リングに向かってボールは飛んでいるか?(方向性)
③リングのどこに当たっているか?奥か手前か?(距離感)
高校生以上になると、シュート・ボールの描く軌道は個人の特性により様々です。
高い軌道を描くもの、低くリングすれすれの軌道をえがくもの。
基本はリングの丸い面積を最大限に生かすような軌道でしょう。
高い放物線のような軌道を描くことが理想でしょうが…
これはシュートの正確性(確率)を理論的に高めるための考え方であるので、
「リングに正対」し、「方向性の確保」「距離感の確保」ができていればボールの軌道は、高くても、低くても、個人の特性で決まります。
あなたはシュートを打つ時に、しっかりリングに正対していますか?
リングとあなたの胸を結ぶ線は直角になっていますか?
斜めに結ばれていませんか?
まずそこを矯正(きょうせい:なおす)してください。
次にシュートを打つたびにすべて、リングに当たっていますか?
当たったり、左右にずれたりしているのは方向性がばらついています。
原因はフォロースルーにあります。
フォロースルーの腕が外に開いていませんか?
もしくは顔の前を斜めに交差していませんか?
フォロースルーはグーンと腕を伸ばしきるような感じか、もしくはヒョイという感じでもいいですが、まっすぐにリングに向かって延びることと、
最後にリングにフタをする感じで手首のスナップをきかせ、リリースする瞬間に、中指か人差し指でボールをひっかけて、バックスピンをボールにかけることです。
このスピンでボールはボードの跳ね返りが真下のリングに向かいます。
また空気抵抗を受けることなく、まっすぐの方向性を確実にできます。
次は距離感です。
シュートはリングの手前に当たりますか?
リングの奥に当たりますか?
どちらの傾向が強いですか?
いずれにしても距離感が正しくとれていないのが原因です。
問題は、あなたの効き目にあります。
右利き、左利きと同じで個人によって、どちらの目でものを見ているのか違いがあります。
ワンハンドのシュートセットをした時に、どちらか片方の目をつぶってみてください。
その時にリング全体が見えている眼があなたの効き目です。
そして片目をつぶってリング全体が隠れてしまっているときは、
あなたは効き目のみの片目でリングを狙っていることになります。
正確な距離感を得るには両目でものを見ることです。
つまり両目でリングを見ることです。
そのためには片方ずつ目をつぶってリングを見ます。
それを繰り返して片方ずつ目をつぶってもリングが見えるシュートセットの位置が、リングとボールの正しい距離感の位置なのです。
この距離感が出来ていないことが、シュートを外す最大の原因です。
シュートが持って生まれて上手いと思われている選手は、間違いなく両目でリングを捉えています。
シュートが苦手だと思っているケイジャー達…、
悩まずに苦手意識を持たず、単純に「リングに正対して」「リングへのまっすぐの方向性を確保し」「リングを両目でねらう正確な距離感を保って」…
そして、ひたすらに打つべし!
そうすれば間違いなくシューターへの道は開かれる!
信じて打て!