バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

楽しくやろう!…2012

2012-06-10 05:46:27 | やっぱりミニバス!
平成24年6月10日 日曜日
 
「楽しくやろう!…2012」


バスケをはじめ、あらゆるスポーツは単なるゲームです。

なぜ、単なるゲームに夢中になるのでしょうか?

それは面白いからです。

面白いと感じなければ、誰もゲームなどしないでしょう。

当たり前ですね。

そのゲームの何が面白いのか?

それは、その人によって、面白いと感じる内容や場面は様々です。

例えば、あるプレーでも、得意、不得意がありますから…

得意なことに面白さを感じ、

やがて不得意なことに挑戦し、できるようになり…

それが得意なものになることも、面白いと感じる一面だと思います。

その場面、場面での面白さを体験しながら、ゲームのエンドステイトとしての…勝敗が決まるのです。

勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。

勝敗という、そのエンドステイトまで含めて、ゲームは面白いと感じるのです。

さらに、ゲームが終わるまでは、結果としての勝敗がわからないから、

常に自分の全力を出すために、激しく競り合い、

頭を使い、次を予測し、相手と駆け引きをし、仲間と合わせ、

結果を意識することなく、それらのことに夢中になることに、

一番の面白さを感じるのでしょう。


これが最初からエンドステイトの勝ち負けを意識し、負けることを恐れ、

また正当な手段ではなく、勝利することだけをねらったゲームは、

面白いとは感じないでしょう。


結果にとらわれず、今のプレーを大事にして、次の一本に繋げていく…仲間と繋げていくこと


自分達の全力を、あらゆる場面で出し切ろうとする…、

それが、出し切れたときの喜びが積み重なり、

あるいは、出し切れずに失敗したときの悔しさをバネにして、

リトライして成功したときに喜びを感じ、

その繰り返しが、単なるゲームに夢中になる根本だと思います。

そこに「〇〇道」という精神を究める…精神論を入れるのは、日本の特有の文化です。

私は、それを否定はしません。

ただ物事の本質を忘れてはならないと言いたいのです。

本来、面白いはずのスポーツというゲームが…精神論を追究するあまり、

面白さを感じることなく、ストレスが溜まっていくことがあるとしたら、

それはスポーツの本質から外れていると思うのです。

ゲームの終始を通じて、激しく競り合い、駆け引きをし、

正当な堂々とした手段で、高度な技を駆使して…決めていく、

そのひとつひとつが面白く、その積み重ねの結果が…

エンドステイトの勝敗となって、ゲーム自体の面白さになる。


スポーツをする…ということの本質を忘れないことが大切だと思うのです。

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