バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

悲しきコーチ…2012

2012-05-13 05:20:06 | やっぱりミニバス!
平成24年5月13日 日曜日
 
「悲しきコーチ…2012」


今日の記事は自戒を込めて改めて、自分の心に刻むために書きました。


ミニバスのコーチは、常識と良識ある大人の方々ですよね。

エラソーなことを言うつもりはありませんが…

勝敗を争うスポーツという競技、

この競技を指導する者の心構えというものがあるはずです。

勝敗を競うことだけを考えれば、相手は倒すべき者でしょう。

私は、試合をしていただく相手は、同じスポーツを共有する仲間だと思っています。

自分達を向上させてくれる仲間だと思っています。

なおかつ、ミニバスのコーチであれば、子供達の心を育む者でしょう。

正しき心…相手を慈しみ、自分を向上させ、勝者としておごることなく、敗者として嘆くことなく、

勝者を讃え、敗者を思いやり慈しむ…そのような心を育むのが、ミニバスの指導者たるコーチの責任だと思うのです。

何をきれいごとを言う!…と言われるかもしれません。

しかし、私は学びました。

試合中に、「バカヤロー! そんな相手にやられて恥ずかしくないのか!?」…と子供に大声で檄を飛ばすコーチ。

子供が、「今日は楽勝だね」と言いあっている子供達を笑顔で見ているコーチ。

相手のフリースローが外れたときに、あからさまに拍手するコーチ

それが、すべてミニバスのコーチなのです。

この人達にとって、相手チームは倒すべき者であったり、

楽勝でいける、あなどるべき相手なのです。

このように思っているミニバスの指導者が確かにいるのです。

育むべき心は、武士道の五徳の心だと思います。

武士道の徳目の五常として、

・「仁」
おごらず慈愛にて善を行う心

・「義」
善に従い悪を退ける理を尊ぶ心

・「礼」
謙虚に上を敬い、下を侮らない心

・「智」
万物の前兆を予知して、善悪を見抜く智恵を養おうとする心

・「信」
人を欺かず誠実で温厚実直で信念ある心

この五徳が、子供達の心に育むべき徳目だと思っています。

ミニバスのコーチは、子供達の心を育む指導者であるべきでしょう。

おごったり、あなどったり、それを子供達の前で表現するコーチは…悲しきコーチではないでしょうか?

子供達を教え導く者ではないと思います。

これは、常に自戒を込めて、私自身が、悲しきコーチにならないために心に刻み、

今日はそうでなかったか?

常に見返すようにしようと心がけているつもりですが、

まだまだ未熟な自分に気付かされています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。