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壬生狂言(壬生大念佛狂言)は、京都の壬生寺で奉納上演される狂言。
鉦と太鼓による「カンデンデン」という囃子と笛の音にあわせ、面をつけた演者が無言で演じます。
壬生狂言が上演されるのは、4月21日~29日の「春の大念佛会(だいねんぶつえ)」、節分の公開(節分の前日と当日)、秋の特別公開(10月の体育の日を含む連休)のみ。
壬生狂言には、「炮烙割り(ほうらくわり)」「賽の河原」など壬生狂言独自の演目のほか、能や狂言に題材をとったものなど、計30もの演目があります。
節分の公開では、「節分」という演目のみが繰り返し上演されますが、春と秋は、30の演目のなかから一日に数種類ずつが日替わりで上演されます。
春の大念佛会の際には、一日の最初に必ず「炮烙割り」が上演されます。
毎年節分に参詣者によって奉納された炮烙をこの狂言で割り、奉納者の厄除開運を祈るというものです。
現在は、節分の公開以外は有料となっているのですが(800円)、当日券・自由席のみで、定員(400名)に達すると入場できないため、開演前には長い行列ができています。
何年か前、春に行った時は定員に達していて入れなかったので、今回も無理かなあ……と思いつつダメモトで行ってみたのですが、平日でしたし少し早めに着いたので、無事に入ることができました
。
狂言舞台(冒頭写真)の前に階段席が設えられ、そこで観るようになっています。
一昔前までは(といっても、私が学生のころなのでだいぶ前ですが
)、春も秋も無料公開されていて、境内を出たり入ったりしながら自由に観られたのですが……。
こういった民俗芸能の保存維持にはコストがかかるものなので、有料公開になるのはある程度仕方がないのかなと思いますが、かつての大らかな雰囲気が薄れてしまうような気がして少し残念です。
私が観に行った28日は、「炮烙割り」「花折」「賽の河原」「桶取り」「道成寺」が上演されました(演目は当日開演前に発表されます)。
壬生狂言特有の「賽の河原」、壬生狂言のなかで最も重要とされる「桶取り」を観たいのはヤマヤマだったのですが、都をどりを観に行かないといけなかったので、「花折」が終わったところまでで時間切れ
。
でも、とても楽しめました
。
「炮烙割り」では、積み上げられた炮烙の量の多さに圧倒されました
。
それだけ多くの人が節分に参拝されたということなのだと思います。
山のように積み上げられた炮烙が次々と舞台下に落とされ割れていくと、大きな土煙があがりました。
「花折」は、お酒好きの僧侶の失敗を描いたユーモラスな演目で、客席からも大きな笑いが起こっていました。
鉦と太鼓による「カンデンデン」という囃子と笛の音にあわせ、面をつけた演者が無言で演じます。
壬生狂言が上演されるのは、4月21日~29日の「春の大念佛会(だいねんぶつえ)」、節分の公開(節分の前日と当日)、秋の特別公開(10月の体育の日を含む連休)のみ。
壬生狂言には、「炮烙割り(ほうらくわり)」「賽の河原」など壬生狂言独自の演目のほか、能や狂言に題材をとったものなど、計30もの演目があります。
節分の公開では、「節分」という演目のみが繰り返し上演されますが、春と秋は、30の演目のなかから一日に数種類ずつが日替わりで上演されます。
春の大念佛会の際には、一日の最初に必ず「炮烙割り」が上演されます。
毎年節分に参詣者によって奉納された炮烙をこの狂言で割り、奉納者の厄除開運を祈るというものです。
現在は、節分の公開以外は有料となっているのですが(800円)、当日券・自由席のみで、定員(400名)に達すると入場できないため、開演前には長い行列ができています。
何年か前、春に行った時は定員に達していて入れなかったので、今回も無理かなあ……と思いつつダメモトで行ってみたのですが、平日でしたし少し早めに着いたので、無事に入ることができました
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狂言舞台(冒頭写真)の前に階段席が設えられ、そこで観るようになっています。
一昔前までは(といっても、私が学生のころなのでだいぶ前ですが
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こういった民俗芸能の保存維持にはコストがかかるものなので、有料公開になるのはある程度仕方がないのかなと思いますが、かつての大らかな雰囲気が薄れてしまうような気がして少し残念です。
私が観に行った28日は、「炮烙割り」「花折」「賽の河原」「桶取り」「道成寺」が上演されました(演目は当日開演前に発表されます)。
壬生狂言特有の「賽の河原」、壬生狂言のなかで最も重要とされる「桶取り」を観たいのはヤマヤマだったのですが、都をどりを観に行かないといけなかったので、「花折」が終わったところまでで時間切れ
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でも、とても楽しめました
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「炮烙割り」では、積み上げられた炮烙の量の多さに圧倒されました
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それだけ多くの人が節分に参拝されたということなのだと思います。
山のように積み上げられた炮烙が次々と舞台下に落とされ割れていくと、大きな土煙があがりました。
「花折」は、お酒好きの僧侶の失敗を描いたユーモラスな演目で、客席からも大きな笑いが起こっていました。