≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

浜松市楽器博物館へまた行った。その8(ウーリッツァー、クロダトーン)

2023-03-09 20:16:32 | 音楽
浜松市楽器博物館へまた行った。その7(オンド・マルトノ、ハモンドオルガン) よりつづく

電気オルガン "モデル4602" ウーリッツァー(ニューヨーク、アメリカ) 昭和29年頃
電気オルガン とあるが、一体どのような仕組みで音が出るのだろう?

ペダルが上のGまである。


キャプションと音色スイッチ。

ウーリッツァーといえばフェンダーローズと双璧の 金属棒を鳴らして増幅させる鍵盤楽器のイメージがあるから、誤解を招くタイトルをつけちゃったかもしれない。こういうパイプオルガンに類似したものも作っていたんだなあ。そして、ジュークボックスで一世を風靡したワーリッツァーと同じ会社だ。




今度は本邦。 電子オルガン "クロダトーン2C-3T" 東洋楽器研究所(クロダオルガン) 昭和44年頃

本格的にパイプオルガンを模した電気/電子オルガン。
クロダトーン アーカイブス によると、最初はハーモニカ等のようなフリーリードを鳴らして増幅させていたようだ。昭和40年代からは電子回路の発振器が音源になったらしい。浜松市楽器博物館のこのクロダトーンも電子回路の発振機の方だろう。

ペダル。上のGまである。塗装が剥げて使い込んだ味わいだ。


キャプションとか音色スイッチとか。


電子オルガンの歴史は ウィキ の記事が分かりやすいと思う。
「1947年、アメリカの老舗オルガンメーカー、ウーリッツァー(英語版)が静電ピックアップ式リードオルガンを生産開始」とあるのだが、それって昭和30年代のクロダトーンと同じ方式なのだろうか?それとも違う?


パイプオルガンを模している電気オルガン、電子オルガンはここまで。




   浜松市楽器博物館へまた行った。その9(フェンダーローズ、オプティガン) へつづく



 

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