≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

甚五朗の岩牡蠣

2024-10-02 18:04:28 | 料理

甚五朗 は奥能登にある干物屋だ。
奥能登の珠洲には子供たちが家にいる頃は毎夏遊びに行っていた。となりの蛸島の甚五朗にも寄って岩ガキやサザエやアワビやエビや干物を買ってケビンで食べたものだ。

今年の正月の能登半島地震は大きな被害を出した。甚五朗も被害を受けた。
干物は作れないけれど、岩ガキやサザエは出荷できるときいて頼んだ。
とても大きな岩ガキやサザエがたっぷり送られてきた。
サザエは焼いた。とても美味しかった。
ちょうど クラウドファンディング を募っている頃だったので、思いを馳せながら味わった。
支援したあとだとなお美味しく感じられたかもしれない。
クラウドファンディングは目標額を達成して終了したようだ。

半島で道路が寸断され、奥までなかなかルートが通じなかったせいもあって、復興は遅れている。
仮設住宅に入るのもとても遅れた。この猛暑はさぞかしきつかっただろう。
そんな厳しい状況に追い打ちをかけるように9月21日の大雨で水害が出た。
なにもここまで酷いめに遭わなくてもいいんじゃないか !?

少しでも早く復興してほしい。そうしたらぜひまた遊びに行きたい。



 
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ローストダック

2024-03-05 17:52:51 | 料理

クリスマスが過ぎ 年の瀬になると、丸鶏って少し手に入りにくくなる。
山奥に住んでいて行きつけの肉屋があるわけでもないし、いつ行くから とスーパーの精肉コーナーに取り寄せる予定もたてづらく、入った店にあったのが小ぶりの丸鶏か1.6kgの合鴨だったのだ。
この年末年始はちょっと多めの人数だったので、小ぶりの丸鶏だと足りないなあ。となるともう合鴨しかない。
不安はあったが、まあなんとかなるだろう、と買って帰ったのだ。

合鴨を料理するのは初めてだ。料理された合鴨を食べたことは、あった気もするけれど、これが合鴨か、と認識できるほど食べていない。
さりとてホールの合鴨を料理するつもりは毛ほどもなかったから、あわててネットでレシピを探しはしたが、結局もう準備してあったローストチキン用の甘栗やレバーやセロリやパン粉を今までどおり使ってフィリングにしたのだ。
塩・胡椒して3日ほど冷蔵庫に入れておいたものを室温に戻し、作ったフィリングを詰め、ジャガイモといっしょにサラダ油をまぶしつけ、予熱なしのオーブンで焼いた。

焼いている最中の香りが、なんというか、野趣あふれるというか、獣臭いというか。
大丈夫なんだろうか? という思いが頭を去来したが、それなりに材料費がかかったコレを食べない、という選択肢は選べないね、ケチな一庶民としては。
そして、不安を口にすれば、一緒に食べるであろう者たちも一気に不安になるのは分かっているので、せっかく久しぶりに年末年始を一緒に楽しく過ごしているその時間を まだ本当に大丈夫じゃないと確定していないのに自ら壊しに行くこともなかろう。

それで、焼き上がった合鴨を夫がバラして、食す。
焼いている途中で分かったことだが、やはり皮には脂が多い。焼いているとそれがとけて天板に溜まってくる。脂は臭みもなく、それをジャガイモに吸わせて食べるのは美味しい。
しかし身の方は脂が少ない。なんならパサついているといってもいいくらい。ホールで焼いてもパサつくなんて! とけた脂をつけて食べればマシだが、脂は水分ではない、というのを再確認したよ。
身は赤味がかっていて少しクセがある。焼いているときに漂ったのは、これの香りだったのかな。
なるほど、食肉用の鶏というのはそのために品種改良され飼育されて、あのように柔らかくクセもない肉になっているのだな、と思った。
違う種の肉は違う味がする、と当たりまえのことに思い至った。

ローストダックで特筆すべきは腿肉だ。ここがやたらと美味しい。足が4本くらい生えていればいいのに、とか思うくらい。
まあこんな感じで、初めてのローストダックはまあまあ何とかなったと思う。


だが、これで良しとはしたくないな。 ということで、検索かけた。
ブライン、っていうのをやってみよう! パサつきを防止できるかもしれない。
来シーズンの備忘にここにアップしておく。
お料理ダイスキ!ニューヨークおうちごはん ダックリング・ロースト
さて、どうなることやら




 
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鯛の尾頭付き

2024-03-03 16:09:35 | 料理

年明けには 神戸の方の両親が贈ってくれた焼き鯛をいただく。
おろし生姜がよく合う。
そしてほぐしてお茶漬けにするのも美味しい。
鯛めしは、面倒くさいし それほど身が残らなかったし、今回はなし。
骨は出汁にする。

実家から贈られるものの中でこれが一番うれしいです。ありがとう



 
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年末の水餃子

2024-03-02 14:23:01 | 料理

年末はみんなでわいわい言いながら餃子を包んだり食べたりするのがうちの決まりだ。

皮は強力粉に半量の水を加えて捏ねたもの。
餡は白菜、長ネギ、ニラ、しょうが、豚バラ肉。野菜は刻んで塩もみして水分を減らす。肉も刻む。ミンチは使わない。
夫がねかしておいた生地を棒状にして切って麺棒で伸して皮を作り、残りの者たちが餡を包む。他愛もないことをおしゃべりしながら作業するのが楽しい。
包み終えればすぐさま茹で始める。
写真は茹で上がって湯気が出ている水餃子です。

タレはいつもの、黒酢、しょう油、ごま油、一味唐辛子を各自でてきとうに調合。
今回は香菜も加えた。 中華料理だと香菜。パクチーとはあえていわない。コリアンダー、っていうと種っぽいしな。


年末年始に久しぶりに家族が集まって、飲み食いするのも楽しいけれど、一緒に作業してそれが美味しい成果になるのはもっと楽しいんだよね





 
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栗ごはん

2023-10-15 18:22:48 | 料理

栗を剥くのは面倒くさい。
だから、この秋は栗ごはんはあきらめよう、とか思っていたのだが、買い物のたびに栗と目が合うものだから、 、 負けた . ... 。
大きい栗なら剥く数が少なくてすむし。 札には石づち、と書いてあった。

栗をボウルに入れ水に漬けて冷蔵庫に入れて寝て、翌日にもち米を水に漬けたら、 さすがに覚悟が決まった。
うるち米は栗を剥き始める直前に洗った。もち米1合、うるち米2.5合です。


 👆 炊き立てです。

炊き立てより翌日の方が美味しいのはタケノコご飯もいっしょだなあ。
翌日はご飯がほんのりベージュになっている。栗のあくですかね




 
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