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≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

大法寺へ行った。その1

2024-11-15 18:17:15 | 行った話(展覧会以外)

長野県には国宝のお寺が3つある。
善光寺、安楽寺八角三重塔、大法寺三重塔だ。
その中の大法寺三重塔はまだ行ったことがなかったよなあ、と夫が言う。
このところチェンバロ講習を受けに松本方面へときどき行くのだが、大法寺のある青木村はルートからさほど外れていないのだ。
ちなみに大法寺と安楽寺は隣り合った谷筋で、それほど離れてはいない。

2カ月ほどまえのこの日は講習会ではなくて、ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏会を聴きに松本へ出掛けたのだが、その途中で大法寺に寄って三重塔を見てきた。

大法寺は斜面にある。下からアプローチすると塔が最後になるのだが、塔の写真が最後にあらわれる記事というのもどうよと思ったので👆トップにあげた。


駐車場にある案内板。



駐車場からちょっと上ると見える建物は、案内板によれば大法寺本堂だ。



道路に出て、青木村郷土美術館を通り過ぎると石段が見える。



石段を上ったところにあるのは観音堂。



左脇を通る。



見上げると、三重塔が見える。



三重塔には壁画があるらしい。でも本物は見られないようだなあ。



   大法寺へ行った。その2 へつづく




 
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大法寺へ行った。その2

2024-11-15 18:16:26 | 行った話(展覧会以外)
大法寺へ行った。その1 よりつづく

石段の下から三重塔を見上げる。屋根の下にきれいに並ぶ垂木がキノコっぽくて好きだ。
って、10年前に別所温泉の安楽寺八角三重塔を見た ときも思ったっけ。


正面。ほら、垂木がいいでしょう!



左下から見上げる。垂木の上、きりっと角刈り?になっているのは檜皮葺(ひわだぶき)。
レイヤーがいくつもあって複雑な構造だなあ。



左側面。正面とどこがちがうんだ!? と思うけれど、扉の上の額がない。額があるのが正面だな。



やっぱり見上げる。いやあ、たまらん!



上ってきた方を見る。観音堂の屋根が見える。向こうに山の稜線が青く見える。いいね!



ちょっと下がって2階を見る。おう、複雑。こういう手すりを見ると、そのテラス?に出てみたいと思ってしまう。



もっと下がる。斜面が迫っていて、全容を一望できないんだよなあ。



てっぺんの水煙。仏教の本来の塔はこれでしたっけ?ずいぶん盛ったものだ。
このあと寄った青木村郷土美術館によると、この水煙は複製だそうだ。そうだよね、そんなに古く見えないもの。



回り込んで、後ろの扉。



さらに回って4枚目、最後の扉。みんな一緒に見えるよなあ。



肘木とか。ぜんぜん分からないけれど、いいねえ。



ツバメの巣のあと? ハチの巣もあった。



さらに上ると、なあんだ、塔の後ろに道があった。そこからはだいたい全体が見下ろせるようだ。
逆光でシルエットだが、それもよい。
美しい。国宝なの、納得する。ということで、最後で 大法寺のHP のリンクを貼る。



2、3階部分のアップ。

塔内部には厨子と須弥壇があるらしい。
そして、それらは塗られていたらしい。今は殆ど残っていないそうだが。

復元された壁画を見ることが出来るそうなので、青木村郷土美術館 に行った。
なるほど、派手だ。
残念ながら、復元壁画は写真を撮ることが出来なかった。検索をかけても殆どヒットしない。
青木村役場のHPに1枚だけあったのでリンクを貼る 六百八十年前の壁画




 
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ラビューに乗った。

2024-10-06 14:11:44 | 行った話(展覧会以外)

西武鉄道の特急といえば長らくレッドアローだったけれど、2019年に新たにラビューが加わった。
レッドアローは新宿線の特急、ラビューは池袋線の特急と分かれた。
ラビューは今までの電車車両と比べると斬新だ、という話を聞いていたので、いつか乗ってみたいな、と思っていたのだ。
 👈ラビューデビューの記事:マイナビニュース

西武秩父駅でラビューに乗る。
どうやらラビューはお顔も斬新で注目のネタだったようなのだが、鉄オンチなわたしは写真を撮りそびれた。航空自衛隊ネタもポンコツだったが鉄道もポンコツです。すみません。

レッドアローはレッドとついている割には赤くない。矢のように一筋だけ赤いラインが入っている。
ラビューの名前に色はついていないけれど、マットで明るいシルバーの車体と広い窓から見える内装の黄色のコントラストが印象に残る。
特急に色の印象を与えるというなら、古くはブルートレインがあったっけ。


1号車の扉が開いていて中が覗ける。広いデッキに広いトイレ。


広い窓。view ですもんね。


1号車に乗り込む。トイレの脇を通ると客室の扉が見える。ガラス扉には角の丸められた四角のドットがプリントされており、擦りガラスっぽくほどよく視界がぼかされる。


扉をくぐると1号車が見通せる。
広々している。床がすべて絨毯に覆われている。1列に4席しかない。これはJRでいえばグリーン車レベルだ。
この写真だと分かりづらいが、手前2列は座席が1つしかない。しかも間隔が他の座席よりも広い。車椅子やベビーカーに余裕をもって対応できる。
絨毯の色がグレー寄りの薄紫だ。
窓側の座席の上の荷物棚は透明で、荷物を載せないときは視界を圧迫しないし、載せたときは荷物が見えるから忘れづらい。
ここまでデザインセンスを感じる電車って今までに乗ったことがなかった。(豪華列車に興味がなかったし)


シート。起毛素材なのだが、混色されていて深みがある。でもこの写真だと画素数が足りないみたいに見えてしまう。
枕はつるっとした光沢がある。
シートの上方、通路側についているグレイの把手が丸くてかわいい。
丸っこくて一体型のシートとこの色合い、キレイめなレトロフューチャーなイメージだな。
窓の周囲はガラスにドットがプリントされている。ほどよくぼやけていくところに細やかな配慮を感じる。


前の座席の背もたれからテーブルが出てくるのに、座席にも小さくて丸くてかわいいテーブルが出る。
なぜだろう?と思ったが、テーブルの出てくる肘掛けの下の方にコンセントがあるのだ。
つまり、この小テーブルにスマホを置いて充電するのにちょうどよい。

ラビューは飯能駅で進行方向が変わる。行きはわたしと夫しか1号車に乗っていなかったので、座席の向きを進行方向に変えて座り、客の乗ってきた飯能駅で戻した。
秩父から飯能への道中は、森を抜けていく景色が多かった。
わたしは群馬の山奥に住んでいるから特段めずらしい気分にはならないのだが、東京近郊に住んでいる人が休みの日にリフレッシュしに行くならよい気分になるだろう。
窓が大きくて外から丸見えなのではないか?と思ったが、座席が頭の上まですっぽり覆う高さで、窓のドットのせいもあり、意外と視界が遮られる。通路側の席は窓際の席ほど森の中の臨場感は味わえない。あたりまえだな。

レッドアローの頃と同様、終点池袋駅のホームの出口は改札付近で出やすい。
特急の特別感の演出です。東京駅の新幹線どうしの乗り換えもそんな感じか。
東京で遊びます。


******************************************************************************

さて帰りである。西武鉄道の池袋駅。
おなじホームに列車が縦列している。仕切りがあるから人は行き来できない。
1号車の運転席側に客用の扉がないので、仕切りから車体がはみだしていても問題がないのだろう。
ラビューの顔を撮影している人のファッションが印象的だった。


帰りも1号車だ。
行きでトイレ(の扉)の写真を撮ったのに、はす向かいにある洗面所を撮らなかったので、帰りはそれを撮った。
1号車の扉をくぐり右後ろを振り返ると洗面所があります。
座席などとデザインが共通していて、すっきりかわいい。


振り返ると、トイレと客室の扉、そして広い車窓からホームが見える。


運転席の方。残念ながら小田急のロマンスカーのように前が見えるわけではない。
しかし、ライブカメラがついていて、走行中はそれがディスプレイに映し出される。
もちろん、反対側の扉の上には後ろ向きのライブ映像が映し出される。

ラビューで特筆すべき点のひとつに、料金の安さが挙げられる。
静かな車内で、車窓の木々。そしてこのインテリアのおかげでゆったりくつろげる。
ラビューいいよ! 秩父へおいで ♪




 
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航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その1

2024-09-27 22:25:40 | 行った話(展覧会以外)

注意:この記事は音楽ネタに比べると明らかに熱意が少ないです。

神戸の方からの帰りに 航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。

浜松駅からバスに乗り、停留所から10分ほど歩くと駐車場や建物などが見えてくる。
屋外にも航空機の展示がある。


胴がぐきっと折れ曲がったヘリコプター。
向こうの開けたところは航空自衛隊浜松基地だ。



一番上の写真のほぼ中ほどの裾広がりな円筒型の建物と 左奥の方につながっている建物が 展示資料館、右奥のかまぼこ型の屋根の体育館に似ている建物が 展示格納庫。
展示資料館の入り口は展示格納庫側にあるので、展示資料館と展示格納庫のあいだに入っていく感じだ。

展示資料館で最初に見るのが F-1支援機 だ。
タラップを上って操縦席をのぞく。


何が何だか分からないが、


複雑だな!


操縦席の後ろも開けてある。


後部電子機器室、でいいのかな? その後ろは弾薬庫?


キャプション。


前からみたところ。


下側も開いている。


エンジン。カッコイイ。


後ろからみたところ。
垂直尾翼に兜と面頬のマークが印象的だ。部隊ごとにマークがあるらしい。ショップでも色々なステッカーやピンバッジが売られていた。バンダナを首に巻いたカエルとか白いコブラとか、面白い。


パーツの説明。



  航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その2 へつづく




 
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航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その2

2024-09-27 22:24:48 | 行った話(展覧会以外)
航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その1 よりつづく。

展示資料館の2階。ずいぶんレトロな複葉機はアンサルドS.V.A.9。

キャプション。日本とゆかりがあるのね。




緑と白の翼と木の胴のコントラストが印象的な複葉機の向こうが全天周シネマの入り口だ。
全天周ってなに?って思ったが、入ったらまるでプラネタリウム劇場だった。星を映すのをプラネタリウムというのか。
かなり高低差のある座席でリクライニングする。展示資料館を外から見て 裾広がりの円筒形の部分だな。
航空自衛隊のPR動画を観た。



展示資料館の2階から展示格納庫に移動する。
こんな風に広い格納庫を見渡せる。



奥の黄色くて大きいヘリコプターは救難用だそうだ。


窓ガラス?がこんなにとび出しているのは、覗きこむことで見える範囲を広げるためだろうか。


後ろ。屋根が左右対称ではない。ヘリコプターのプロペラが回転するからだろう。


アップ。


キャプション。




救難ヘリコプターの手前の飛行機。


いろいろ書いてあるのがプラモデルのデカールみたいだ、と思ったが、順番が逆だね。


キャプション。


好きな人にはたまらない所なんだろうな、と思った。
なんというか、知らない世界を垣間見たな。


 
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