≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

エルブ・ド・プロバンスを効かせた煎りぬか入りパン

2006-12-15 12:14:35 | 朝の主食のパン (最近作っていません…)

いつもの、ホシノ丹沢酵母を使ったパンである。
茶色い点々は煎りぬか。

この前は黒ゴマ入れたし、フェンネル等を入れたこともあったし、クルミを入れたこともあったし、
あー、どーしよーかなー、と困って、
そういえばあったっけ、とエルブ・ド・プロバンスをどばどば入れてしまった。

うちのはギャバンのもので、タイム、ローズマリー、セージ、フェンネルが混ざっているそうだ。

実は、エルブ・ド・プロバンスには、多少の苦手意識がある。
もうはるか何年も前、つわりで苦しんでいたときに、
夫がコレを効かせた料理を作ってくれたのだ。

もう、ご飯の炊けるにおいなんて当たり前、ごま油を垂らしても耐えられないような嗅覚の状態、
もちろん食事の準備も勘弁してくれー、って時に、
コレをばっちり効かせた料理を作ってくれたのだよ!
肉に効かせたのならまだしも、キャベツとか、さほどクセの強くない野菜にだよ!
せっかく作ってくれたので、何とか控えめに食べたが、
その後何年も、このハーブの香りだけはどうもダメだったのだ。

夫はなぜだかこのハーブがお好きなようで、料理を作る時たまに使っている。

でもまあ、何年も前の出来事をいつまでも引きずっているのもなんなので、
白パンに入れるのはちょっと怖かったけれど、
煎りぬかと合わせればいいかもしれない、と思い、使ってみた。

結果は、おいしかった!
アニスやフェンネルの、セリ科の種っぽいハーブ味とはまた違い、
なんだかシソ科の葉っぱっぽいスースーした感じ。

そのうちまた、焼いてみよう。

材料は、11月1日とだいたい同じ。
ホシノ天然酵母ビール種が丹沢酵母に、お菓子用マーガリンがラードに、
アニス等をエルブ・ド・プロバンスに替えただけ。




これは、山椒の実。初夏に実を摘んだはずだが、葉っぱが落ちたら、
取り残しがこんなにいっぱいあったのがよく分かった。
冬場に、鳥でも食べるかしら。
辛くて、ダメ?

11月2日の分には、まだ黄色い葉っぱのついた山椒の写真がある。



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2 コメント

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??? (ぱせり)
2006-12-15 21:23:39
エルブ・ド・プロバンスって、見かけたことがありません。
↑の4種類のハーブ、1つ1つは知っているけど、ミックスされるとそういう名前になってるのね。
旦那様、ハーブを使ってお料理を作られるなんて、すごーーい!
うちの夫はハーブの見分けさえつかないですよ。

美味しくできあがって、よかったですね。
苦手意識がなくなったでしょうか?

収穫した山椒の実は何に変身したのですか??
返信する
苦手意識は、多分、克服できたみたいです。 (斑入り山吹)
2006-12-16 12:36:54
エルブ・ド・プロバンスは結構強烈なハーブです。
うちの夫は、面白半分でいろいろなスパイス・ハーブを使っているみたいです。
わたしだとぜったい組み合わせないようなことも…。

山椒は、たけのこご飯に新芽をのせるだけしか使っていません。
摘んだ若い実は、実家に送ってしまいます。
母はそれをしょうゆで煮ておいて、翌春にはイカナゴの釘煮に混ざって、群馬の山奥に帰ってくるわけです。
返信する

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