いつもの、ホシノ丹沢酵母を使ったパンである。
茶色い点々は煎りぬか。
この前は黒ゴマ入れたし、フェンネル等を入れたこともあったし、クルミを入れたこともあったし、
あー、どーしよーかなー、と困って、
そういえばあったっけ、とエルブ・ド・プロバンスをどばどば入れてしまった。
うちのはギャバンのもので、タイム、ローズマリー、セージ、フェンネルが混ざっているそうだ。
実は、エルブ・ド・プロバンスには、多少の苦手意識がある。
もうはるか何年も前、つわりで苦しんでいたときに、
夫がコレを効かせた料理を作ってくれたのだ。
もう、ご飯の炊けるにおいなんて当たり前、ごま油を垂らしても耐えられないような嗅覚の状態、
もちろん食事の準備も勘弁してくれー、って時に、
コレをばっちり効かせた料理を作ってくれたのだよ!
肉に効かせたのならまだしも、キャベツとか、さほどクセの強くない野菜にだよ!
せっかく作ってくれたので、何とか控えめに食べたが、
その後何年も、このハーブの香りだけはどうもダメだったのだ。
夫はなぜだかこのハーブがお好きなようで、料理を作る時たまに使っている。
でもまあ、何年も前の出来事をいつまでも引きずっているのもなんなので、
白パンに入れるのはちょっと怖かったけれど、
煎りぬかと合わせればいいかもしれない、と思い、使ってみた。
結果は、おいしかった!
アニスやフェンネルの、セリ科の種っぽいハーブ味とはまた違い、
なんだかシソ科の葉っぱっぽいスースーした感じ。
そのうちまた、焼いてみよう。
材料は、11月1日とだいたい同じ。
ホシノ天然酵母ビール種が丹沢酵母に、お菓子用マーガリンがラードに、
アニス等をエルブ・ド・プロバンスに替えただけ。
これは、山椒の実。初夏に実を摘んだはずだが、葉っぱが落ちたら、
取り残しがこんなにいっぱいあったのがよく分かった。
冬場に、鳥でも食べるかしら。
辛くて、ダメ?
11月2日の分には、まだ黄色い葉っぱのついた山椒の写真がある。
↑の4種類のハーブ、1つ1つは知っているけど、ミックスされるとそういう名前になってるのね。
旦那様、ハーブを使ってお料理を作られるなんて、すごーーい!
うちの夫はハーブの見分けさえつかないですよ。
美味しくできあがって、よかったですね。
苦手意識がなくなったでしょうか?
収穫した山椒の実は何に変身したのですか??
うちの夫は、面白半分でいろいろなスパイス・ハーブを使っているみたいです。
わたしだとぜったい組み合わせないようなことも…。
山椒は、たけのこご飯に新芽をのせるだけしか使っていません。
摘んだ若い実は、実家に送ってしまいます。
母はそれをしょうゆで煮ておいて、翌春にはイカナゴの釘煮に混ざって、群馬の山奥に帰ってくるわけです。