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首相靖国参拝!

2005年10月18日 07時13分35秒 | 政治・世相・スポーツ等
やっと小泉首相が靖国神社に参拝しましたね!

郵政法案が成立するまではくだらないケチがついて辞任に追い込まれたりするのを控えていたのだと思うけど、私は完全に成立してから行くのかと思っていた。しかしこのタイミングで行くというのは意外とベストだったのかも。まあ、毎年行ってるんだから今年は行かないなんてことはちょっとね。公約でもあるし。私はこの参拝を全面的に支持します。

で、当然のことながら中韓が反発している。なんで彼らは当然のように反発するんだろうか。よその国のことはほっとけばいいのに。そう、それは靖国神社には東京裁判によってA級戦犯として処刑された人たちが合祀されているからだ。

このへんは文化が違うのかもしれない。日本では仏教的考えであり、死者は仏であり死者をむち打つことは良くないとされている。中韓にそういう習慣はないんだろう。未だに皆が唾するためだけに作られた碑とかがあるようだし、死者でもなんでも侮蔑することで現体制を維持する士気を高めようとする変わった国ということになる。
個人的にそういう考えはとっても気持ちが悪いと思うけど、文化の違いに文句を言っても始まらない。そこらへんの話は絶対に平行線になるのが分かってるからだ。

それでもなお彼らは文句を言うのはなぜか。それはもう、単なる政治的な問題しかない。国力に劣る彼らは、なんとか日本より優位に立とうとし、そのために靖国問題や従軍慰安婦問題を持ち出してきているだけ。どちらも近年に捏造された概念であり、もともと彼らが文句を言っていたものではない。それらの問題を作り出して、彼らに外交カードを与えたのは朝日新聞。彼らがそれらの問題を捏造し、煽り続けているのだ。


そもそもA級戦犯を祀ることがなぜいけないのか。日中戦争や太平洋戦争の原因ともなった連中だから?それならなんで韓国まで怒るのか。彼らは日本人としてアメリカや中国とも戦っているんだけど、それも志願兵が多かったという話はどうするつもりだろうか?自分らも当然のように戦争に参加しておいて、その親分だけが悪かったなんて凄い理屈である。

ここでよく言われるのが、東京裁判の正当性。事後法でもってたいした証拠もなく戦勝国の都合だけで復讐のように行われた裁判に正当性がないのはもはや世界の常識であるのに、未だにA級戦犯がどうとか、彼らだけ別の場所に移せだのというのは正気の沙汰ではない。彼らは犯罪者ではないのだから、別にする必要もない。もし犯罪者だったとしても、同じである。

政府は首相が参拝することの正当性をはっきりさせるべきだと思う。彼らに配慮して終戦記念日に行かないとか、私人として行ったとかいいわけしないでもいい。確かに私人である小泉純一郎という人間には信教の自由も行動の自由もあるわけだから、彼が参拝することを止める根拠はないわけだが、ここははっきりと、今の日本国があるために尽力した、実際は無罪であるA級戦犯と呼ばれる人たちと、戦争で没した英霊を慰霊するのは国家元首たる首相の義務であると言い切れば良い。他国がこれだけ辻褄の合う声明に対して文句を付けてくるのだとすれば、それは世界中からつまはじきにされるだけのことだし、そもそも中韓と仲良くしなきゃならないなんて義務もない。民間レベルでの経済協力や投資は行われているのだから、政府は政府で、日本人の立場をはっきりさせておくべきだ。

そもそも、日本国の国民が日本国内でなにをしていようと、他国からとやかく言われる筋合いのものではないのだ。

ところで、街頭インタビューしているのを見ていると(フジテレビのニュースなので、テレ朝などの番組は知りません)、中高年の人たちはおおむね行ってもいいんじゃないの?というんだけど、若いサラリーマン風の男と、若い女の子が「中国がいやがっているのに行くのが分からない」と言っていた。
いや・・・。日本国の首相が行うべき当然の行為をやるなと他国が文句つけてくること自体が異常だということが分からないのだろうか?こういう物を知らない子供だったらまだしも、いい大人がこれを批判するのにはもう開いた口がふさがらない思いだ。
フジのコメンテーターだが、とくに文句はないけど首相がここへ来るだけで何百人もの人員が警備しなきゃならないから無駄だという。意味不明である。首相がどこへいってもそれだけの警備が必要で、彼らは常に待機しているのである。首相がオペラを見にいっても映画を見に行っても選挙演説に行っても同じことである。なのになんで今回だけ無駄だというのか、全く意味不明である。やっぱり左翼的な思考で、参拝自体を批判したいけどできないといった姑息なものが見える。

日本は講和条約で東京裁判を受け入れたのだから、政府はA級戦犯を犯罪者だとして扱うべきだという人もいる。そこで受け入れたのは、結果とその履行であって、裁判の内容(事後法など)まで容認するという意味ではない。しかも彼らを祀ろうがどうしようが条約とはなんら関係がないことだ。条約に事後法を認めると書かれてあっても、それは国際法にもとる醜悪な条約だというだけのことだろう。

どう考えても首相が靖国に参拝することを非とする根拠が何一つ見あたらない。ただ、いやがる人がいるのに行くのは悪いことだからやめろというだけだ。では、行きたい人がいるのにやめろというのは悪いことじゃないのか。悪くないというのなら、自分の言い分だけ正当で相手のことは関係ないという愚かな意見ということでしかない。

ここでも分かるように、首相の参拝がダメだという意見に、正当性はひとかけらもない。まるで子供の駄々のような文句だと言わざるをえない。中韓は報道の自由もないし、国が定めた嘘だらけの教科書で洗脳されているから仕方ないとはいえ、せめて日本という自由で平和な国に生まれたからには、きちんと自分で靖国や大戦や国際法の意味を調べて、正しい認識をしてほしいものである。