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茨城県北芸術祭メデイアツアー☆架空都市常盤佐竹市役所で日本の歴史と茨城の歴史を知る

2016-10-05 | 旅 茨城県
茨城県常陸太田市鯨が丘地域の作品鑑賞です。
常盤国として栄えていた歴史ある街には常盤佐竹市役所が!

茨城県常陸大宮市の割烹『魚政』でランチ☆茨城県北芸術祭メディアツアー
ランチの記事はこちら

地図の中の下の真ん中辺、鉄道路線がチョコンと飛び出た場所が山の常盤太田鯨ケ丘エリア

鯨ケ丘地域の公開時間
常盤太田市郷土資料館 梅津会館 9時―17時 無休 料金:一般300円
旧コウワ            9時30分ー17時 無休 
旧オーベルジーヌ        9時30分ー17時 無休 

常陸佐竹 氏

佐竹氏は源氏一族で,平安末期に源義光の孫である昌義が常陸国久慈郡佐竹郷(常陸太田市)に土着定住し,「佐竹冠者」と称したのが始まりとのこと。常陸国を統一し太田から水戸へ進出と活躍したそうです。
1600年の関ヶ原の戦いでは,東西両軍に対し明確な態度を示さなかったため,徳川家康の命により出羽国秋田へ国替えとなり,祖先の地を離れることになった常盤佐竹。


常盤佐助市役所は架空の市役所。 
作品番号D-12 作品名 常陸佐竹市
アーティスト 深澤孝史(公募)
常陸佐竹市
1936年に梅津福次郎の寄付により太田町役場として建てられ、以後常陸太田市役所を経て現在は郷土度資料館として親しまれている梅津会館。その1階が「常陸佐竹市」の市役所に変貌。
常陸太田は、源義光の流れをくむ佐竹氏が450年間拠点として治めた地。太田城跡は鯨ヶ丘北部に位置していますが、1602年に秋田に転封された後、水戸藩の支配下となり、佐竹氏は歴史に埋もれることになりました。
深澤氏はこの土地の精神性を象徴する佐竹氏に注目、歴史の縦軸を結びつける試みとして「常陸佐竹市」を地域の人々とともに立ちあげたそうです。「市役所」には、市の歴史、現代の佐竹市民の紹介に加え、アーティストが会期中人々と対話してくれます。


100円で架空都市、常盤佐竹市の市民ととなれます。
市民はこの熊の手のズラ?を頭にのせて記念撮影するらしいです。
常盤佐竹氏も実際に兜にこの熊の手をアレンジしていたとのこと。

 

 一階には常盤佐竹の功績や歴史、縁のものの展示がありました。


佐竹市役所の2階は 作品Ⅾ-11  イ / バ / ラ / キ


展示会場に入るとフワ~っと漂うなんともいえないほのかな香り。

作品番号 D-11 作品名 イ / バ / ラ / キ 
アーティスト ニパン・オラニウェー (Nipan ORANNIWESNA)
曲線的な梁や櫛引仕上げの壁が優雅な空間に、白い世界が広がっています。よく見るとそれは街並みです。カッターで建物部分をくりぬいた型紙のような地図の上に、ベビーパウダーを振りかけ作られています。街は茨城県42市10町2村の地図を組み合わせ、現実と虚構が出会う風景を形成


ベビーパウダーの地図なので吹けば飛ぶような感じ。
ベビーパウダーのなんともいえない優しい香りが充満する中、うっかり作品に触ると崩れてしまう儚さです。
が、戦国時代は一夜にして村や町、城も崩れたのだと歴史を振り返ると、なかなかこの作品は奥深いです。

 アーティストさんはすごいな~素晴らしい作品を鑑賞できて感動しました。

 茨城県北芸術祭、どの作品も素晴らしいのですがが私の中で今まで知らなかった「常陸太田市」という地名がしっかり刻み込まれました。

佐竹市役所の後は鯨ケ丘地区のほかの作品を鑑賞のため散策します。

  


 オーベルジーヌLife Stripe =人の営む時間が模様描く


 

Life Stripe
デザインやアートを超えて人々の知覚や気持ち、記憶に関わるクリエイティブを生みだすSPREAD(小林和弘、山田春奈)。


オーベルジーヌ 

作品番号D-15 作品名:Life Stripe アーティスト:SPREAD
睡眠、食事、くつろぎ、仕事といった1日の行動を21の色に置き換え、時間軸に沿って記録した「生活の模様」。
県北で漁業や林業関係をはじめ様々な職業や年代の人々、そして動物にもリサーチを行ったそうです。
日本家屋をモダンに改築した空間に、彩り豊かなそれぞれのLife Stripeがアクリルプレートに描かれていました。
このプロジェクトには、生きていることの素晴らしさ、生命への肯定が込められています。


職業や年代、環境で描かれるライフストライプがなんとも不思議で楽しい作品。

 


鯨ケ丘地区を彩る窓はサインズ オブ メモリー2016:鯨ケ丘のピンクの窓


 


常陸太田市、鯨ケ丘地区の窓はピンク色で可愛いんです。


作品番号D-14 作品名 サインズ オブ メモリー2016:鯨ケ丘のピンクの窓
アーティスト 原高史

サインズ オブ メモリー2016:鯨ケ丘のピンクの窓
歴史的建造物をはじめ、レトロな建物が立ち並ぶ鯨ヶ丘商店街。
鯨ヶ丘のシンボル的な建物である梅津会館などの商店街各地で、この地に住む人々の記憶を反映しながら窓をピンク色に変貌させるプロジェクト。原高史は、地域の人々とのコミュニケーションを基盤に、言葉をめぐるアプローチを展開するアーティスト。建物の所有者やそこに住む一人一人にインタビューを行い、各人や地域の歴史から言葉を抽出、そこから発想し描かれた絵を、ピンクのパネルに入れ込みました。各建物のユニークな窓の形がピンクで鮮やかに浮き上がり、町全体を、過去と現在、現実と記憶が対話するワンダーランドに変貌させていました。

 


山林堂本店
メロンパンが美味しいお店でメロンパンを買いました。
こちらのお店も別記事にて。


かつての洋品店に持ち寄り家具や日用品、リビングルーム鯨ケ丘


 

持ち寄った家具や日用品を配置した街なかのオープンな「居間」。


旧コウワ 作品番号D-13 作品名 リビングルーム鯨ケ丘
協力 鯨ヶ丘商店会、鯨ヶ丘倶楽部
アーティスト北澤潤 (Jun KITAZAWA)

北澤潤が、これまで国内外で展開してきたプロジェクト「リビングルーム」。
空き店舗を使用し、地域の人々が持ち寄った家具や日用品を配置することで、街なかにオープンな「居間」が出現し、モノの交換や人の交流を通して予測できない空間や出来事が生まれていきます。
ブツブツ交換ができるのでツアーに参加していたお友達がムスコくんに靴をGETしてました。

創造的なコミュニティー形成のきっかけ作りに取り組む美術家である北澤は、リビングルームを開き見守る存在であり、そして生まれた空間や雰囲気は、地域によって毎回異なるそうです。鯨ヶ丘では旧衣料品店コウワが、地域の人々の協力のもとリビングルームに変身したそうです。


手作り感満載のシンシンゴジラ?
リビングルームには持ち寄られた家具がいろいろ並べられて、ゴロンとくつろぎたくなる空間。

リビングルームのすぐ近くにはくじら屋がありました。

可愛いくじら焼きのお店で鯨を3頭GETして、常盤太田市を後にしました。

茨城県ご当地スイーツ】常陸太田市のくじら屋の『くじら焼き』
くじら焼詳細はこちら

『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』メディアツアー☆ダイジェスト&目次
旅のまとめの目次はこちら
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『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』
http://kenpoku-art.jp/
期間:2016年9月17日ー11月20日)   
『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』とは?
東京23区の2.6倍にあたる1,652平方キロメートルにもの広さ約100点の作品が集結。
日本最大規模の芸術祭となり、錚々たる80組以上のアーティストが参加しています。
・チームラボ
・落合陽一
・日比野克彦
・イリヤ&エミリア・カバコフ
・妹島和世 など

  
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