
静岡駅から歩いたときに、繁華街のビルの中に、ふと雰囲気のよいお屋敷が目に留まりました。
ここでご飯が食べたい!と思い、静岡でのランチをいただきました。
ディナータイムは予約が必要でもランチなら気軽に入れます。
徳川家15代将軍 徳川慶喜公が20年住んだ屋敷跡に佇む「浮月楼」。
中にある懐石レストラン浮殿は季節を感じる伝統の懐石料理と、100種類を越える静岡の地酒を庭園を眺めながら愉しめるそうです。
歴史を深く知っていくと徳川家というのは、守りの時代なので、よくいえばのんびり遊び呆けるように、好きなことに精進できていたともいえるけれど、反面、思うように行動ができず、自分の下手な行動が時代を混乱させる元凶となるわけで、蓄財もして権力も手に入れた後ゆえの、足かせのようなものがあった気がします。
大政奉還で静岡で隠棲することになった慶喜公は、男10人女11人という子供を持つ一方、鉄砲、自転車、写真と趣味で時を過ごしたそうです。
21人の子供がいるってすごいです。
同じ母がいるのかもしれませんが、長生きしたのも最高なら、子供の数も徳川歴代将軍の中で最多?
静岡の暮らしではケイキ様と呼ばれる親しまれていたそうです。
ここでの暮らしは20年ほどで、鉄道の音がうるさいと、ここを引き払い引越したそうです。
夜の池のライトアップも美しいそうです。
浮月楼の方も気になりますが、慶喜公と同じ庭を見れただけでも満足。
浮殿弁当 2,656円(税別)
入れ子のようになった三段重におかずが入って登場しました。
中身もお花見などにもって行きたい内容。
こんなお弁当を持参して、日本酒とともにお花見したいです。
平日のみ、食後にコーヒー or 紅茶をサービスがあるそうですが、日曜日の訪問なのでデザートまで。
素敵なお庭を見ながらのお食事はやっぱりいいですね。
静岡らしい場所でグルメを堪能したのはここだけでした。
静岡おでんも食べてみたかったし、気になるカフェもいろいろあったし、三保松原はお天気のいい日に言ってみたい!
静岡また行きます!
■浮月楼 (懐石・会席料理 / 静岡駅、新静岡駅、日吉町駅)
静岡市葵区紺屋町11-1
054-252-0131
営業:〔平日〕
午前11時30分~午後3時、
午後5時~午後10時(日は午後9時)
月休み
ランチだから一人で入っちゃいました。
慶喜さんは隠棲だったわけで、大変だったんでしょうね。
江戸時代の徳川の武士は戦もなく、平和だったのようですよ。お茶にみかん、家康さんの静岡への貢献はすごいな~って思います。
今度、静岡にも遊びに行くのでご案内お願いします!