
門司港へ行ったら焼きカレーを食べてください!とお店をおすすめされていました。
そのおすすめのお店「プリンセス・ピピ」はすぐ発見できましたが、建物好きの私は三井倶楽部が気になって仕方ない。
食は味はもちろん大切だけど、旧門司三井倶楽部で食べることにしました。
旧門司三井倶楽部
大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られたそうです。
建物はハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれ、ヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもの。
木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなり、内装には各部屋にマントルピース(暖炉)が配置。
ドア枠、窓枠、大階段の親柱などには幾何学模様のアールデコ調の飾りがされてた大正モダンな建物。
門司港の当の繁栄をうかがい知ることができます。
アインシュタイン博士が全国を講演をする為に来日した際に、ここ三井倶楽部に宿泊。
アインシュタイン博士が宿泊した部屋は今も当時のまま残されています。
※JR門司港駅とともに国の重要文化財に指定。
マントルピースがあり、晩餐会のようなテーブルの配置。
バスツアーのランチに組み込まれているのでしょうか。団体さんもいらしゃいました。
一番眺めがよさそうなテーブルは予約席になっていました。
三井倶楽部の焼きカレーには海鮮焼きとビーフ焼きカレーの2種類。各1490円。
☆門司港駅ビール 650円
門司港駅改修応援ビールなんですね。
実はランチの前にすでにレトロ展望台で飲んでしまったので、こちらでは焼きカレーだけを食べることに。
カレーですが、ワカメ入りスープやたくあんが添えられたりしているところが歴史を感じます。
☆門司港名物焼き海鮮カレーライスセット
・スープ
・サラダ
・漬物
・コーヒー
・デザート
テレビでもこの夏食べたい!ご当地カレーで紹介されているそうです。
野菜や果物にスパイスを加え、70時間かけてじっくり煮込んだ絶品ルゥとバターライス。
関門海峡のふぐとエビ、イカを贅沢にトッピングし、たまごとチーズをのせてこんがりと焼きくカレー。
このトロトロ感~たまりません♡
カレーグラタン的なメニューですが、海鮮とカレーは合いますね。
コーヒーとデザートのバナナプリン。
これプリン??ゼリーの中にバナナが入っています。
これプリンなの?
昭和感漂う黄色いがなんともいえず郷愁。
器を気にする私にすべて伊万里焼きですとのことでした。
歴史がある分スタッフさんたちの平均年齢が高いです。
ベテランだからできるネ神対応というのはありますが、慣れや自分たちのやり方に驕ってしまうので、ちょっと見苦しい部分もありました。
三井倶楽部 (洋食 / 九州鉄道記念館駅、門司港駅、出光美術館駅)
福岡県北九州市門司区港町7-1
093-321-4151
駐車場:あり
営業時間 : 9:00〜17:00
休館日 : 年中無休
料金 :2階のみ有料(大人100円、小中学生50円)
2016夏 福岡・二日市温泉と大宰府天満宮、門司港の旅☆目次
まとめの目次はこちら
|