
知っているようで知らなかった鳥取市。
鳥取城跡の後に、鳥取市のディープな場所をご案内いただきました。黒田官兵衛ゆかりの城めぐり①兵糧攻めの鳥取城に立つ
前回の記事はこちら
鳥取市は今まで20回は訪問しているのですが、砂丘も数えるほどしか行ったことがありません。
岩美や白兎海岸、胡山池、青谷の原始人の脳みそなどを見に行ったかな。
ちょっとディープな鳥取?グランドアパート。
昭和5年に個人住宅として建築。
第二次大戦後には進駐軍将校の宿舎に接収され、多くの様式が混在する歴史ある西洋館です。
漫画家 谷口ジローの作品「父の暦」にも登場するそうです。
現在は普通にアパートとして、一般の方が住まわれているそうです。
昭和と大正の混じったなんともノスタルジックな建物。
1階はダンスホール、2階は進駐軍将校の部屋に使われたそうです。グランドアパート 所在地:鳥取市上町(非公開)
岸本辰雄
明治大学の前身である明治法律学校を創設。生誕地に立つ案内板 (鳥取市上町)
さらに、本陣山方向へ向かいます。
本陣山の入り口辺りに、鳥取東照宮(樗谿神社=おおちだにじんじゃ)がありました。
因幡東照宮としてはじまり、社殿は国の重要文化財に指定。
日光東照宮の分霊。
祭神は主神に東照大権現、鳥取東照宮から明治に樗谿神社に改称、
配神として池田忠継・忠雄・光仲・慶徳が合祀。平成23年に、樗谿神社から昔の呼び名、鳥取東照宮に改称。
完全ではないとの意味合いをこめて、葵のご紋があえて違って彫られているそうです。
本殿扉上の桁には鷹の彫刻があり、左甚五郎の作なのだそうですが、どこなのかな?
創建された頃はさぞかし色鮮やかで、美しい建物だったのでしょう。
鳥取東照宮
JR鳥取駅より市内循環バス「くる梨」赤コースで12分、
樗谿公園やまびこ館前停留所下車、徒歩5分
近くには鳥取市歴史博物館やまびこ館もあります。
さらに本陣山方向へすすむと、池がありました。この池の辺りからが、本陣山の登山口となり、「太閤ヶ平(たいこうがなる)」があります。
車両通行禁止なので、徒歩となります。
「太閤ヶ平(たいこうがなる)」は、羽柴秀吉が鳥取城攻めの時に
この本陣山の山頂に陣地を構えたので、そのように呼ばれているそうです。大宮池
何かのミネラル分が多いのでしょうか?青池みたいに青いです。
源氏ホタル、平家ボタル、ヒメボタルの三種が生息する、ホタルの里だそうです。
「太閤ヶ平(たいこうがなる)」まで、ここからさらに3キロ。
頂上の高さは240メートル。
徒歩だとどれくらいかかるのでしょうか。。。
「太閤ヶ平(たいこうがなる)」へつづく
その前に、鳥取グルメを堪能。黒田官兵衛ゆかりの地めぐり③薬膳鳥取牛すじカレー@カフェ・ダール・ミュゼ
姫路、岡山、鳥取城下町推進協議会 / 黒田官兵衛ゆかりの城をめぐる山陰・山陽の旅
まとめの目次
SPECIAL THANKS
鳥取市教育委員会・文化財専門員 細田様
ご案内いただきありがとうございました!