風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

TISの地質の学生さん

2006年03月27日 | チンゲル亭
学生さんが夫の部屋に、笑顔満面でやってきた。
可愛い彼女を連れて。

モンゴルでは、日本の大相撲が大人気です。
まして、今場所はモンゴル人同士の優勝争いとあって、テレビの前は人だかりがしています。

TISの入り口のロビーには、コートを預けるクロークと守衛さんのブースとテレビがあります。
人気の取り組みの時間には、そのロビーにテレビを囲んで学生がぎっしりと詰め鰍ッます。

今場所も、その学生さんと夫が賭けをしました。
朝青龍の大ファンの学生さんは当然朝青龍優勝に、夫は白鵬優勝に、500トグルクを賭けたそうです。
それで、お昼の時間に件の学生が彼女を連れて、鰍ッ金を取りに来たのです。
大好きな力士が優勝して、日本人の先生から勝ち取ったお金ですから、彼女には大得意だったことでしょう。
その獲得金で、彼女にジュースをご馳走してあげるのだと言って、連れてきたのだそうす。
実は、彼女を見せたかったのだろうと夫は言っていました。

夕食後のほっと一息ついたとき、愉快なニュースでした。


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また来ましたよ。

2006年03月26日 | チンゲル亭
             カレーを作って食べよう

12/18K氏撮影
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テムーレルという日本人墓地に程近いところにある孤児院に遊びに行きました。
今回はコンサートではなく、カレーを作って食べるという催しでした。

子どもたちは、優しくおとなしく、それでも子どもらしく育っています。
両親が居ないということを十分に調べた上で、ここにつれてこられます。
ですから、院長夫妻はお父さんお母さんであり、ここに居る子どもたちは兄弟姉妹になるわけです。
この日、始めてここにきた女の子が居ました。
あっという間に溶け込んで、みんなと遊んでいるのには、驚きました。

総勢30人のカレーが配られるのを、いたずらをするでもなくお行儀良く待っている様子も、待たされている風情はちっともなく当たり前の様子で小さい子が待っているのには、驚きました。

食事前に階段を上がるときに手をつないで上がった一番小さい女の子が居ました。その子は、一遊びして食堂に下りるとき、目ざとく見つけて私の手に自分の小さい手を滑り込ませてきました。
そんなに小さくても、膝の痛みでちょっと降りにくそうにする様子を目ざとく見つけていたわってくれる様子が、言葉がなくても伝わってきます。

食堂にに入ったら、大きい子がさっと自分の座っていた椅子を空けてくれました。
そこでは、食事が出来るまで大きなテレビで映画鑑賞です。
思わず、一緒に降りてきた女の子を膝に乗せると今度は両手を絡ませてきました。
いとおしくて抱きしめたい思いでした。

気が付いたら、その私の膝を奪い合う子が居ません。
きっとそのうち自分の順番がまわってくると信じているのかなと思ったのです。
ここでは、院長ご夫妻の公平な愛情が注がれていることが、言葉がなくても伝わってくるのです。
これは、資金的に恵まれているということだけでは実現できないのではないか、やはり、そのご夫妻に秘密がありそうだと、協力隊員のNさんと話したことでした。

Nさんが前回(12月18日)のお約束どおり遊びに行きたいと連絡を取ったら、「私たちには、何も隠すものがないから、いつでもいらっしゃってください」と言ったという院長先生の言葉が印象的でした。
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陶結ウ室

2006年03月25日 | チンゲル亭
久しぶりの土曜日の陶結ウ室でした。

教室は、主に奥様が指導なさっていますが、お留守の間は先生が、指導してくださいます。



数日前に焼きあがった、梅小鉢。
思ったよりしっかりと出来ているのに、われながら驚いた。
まだ、よそと比べないで無心だったからかも。
比べるのは、10年早いと思いつつ、つい、他の作品と比べて自分のセンスのなさを嘆いている。。。。。




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夏時間

2006年03月25日 | チンゲル亭
今朝未明から、夏時間になりました。
時計を、1時間進めました。
日本と同じ時間です。
今日、一日、まちのあちこちで、待ちぼうけの人が出ることでしょう。

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日本語の歌

2006年03月25日 | チンゲル亭
            第10回 日本の歌コンクール






スフバートル広場にある文化宮殿で、午後1時より開かれました。
夏時間になった今日のことですから、ちゃんと1時かしら?と思いながら行きました。

在モンゴル日本大使館主催のこの大会がもう10回にもなっているのですね。
年少組と年長組の二つのグループに分かれて、30人ほどの出場です。

ちょっとだけ覗いてみようといったのですが、日本語の歌をナまで聴けるので、最後の授賞式まで座っていました。

今日は、大使が日本に出かけているので大使の出席はありません。
せっかくの受賞が代理人の手で渡されました。
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お彼岸

2006年03月24日 | チンゲル亭裏日記

お彼岸も終わってしまいました。
長く続いた母の介護を理由に、長男の嫁としての勤めをほとんど果たさないまま今日まで来ました。

夫の母は、「私は元気だから、お母さんを(私の)大事にね。いくら遠くからでも大丈夫、お墓のほうに向かって手を合わせるので十分」といってくださいます。
夫が、近くに出張に行ったとき、娘が夏休みの時にはお墓参りをしてはいましたが、時期時期にというのは有りませんでした。

ほんとに母の介護が理由かと問われると、ちょっと違っていたかもしれないと今になっては思います。
ショートステイを利用し始めてからは、お墓参りには、行けた筈なのにと思います。

そこに夫と私との夫婦の関係が現れているのかなぁと思うのです。

しっかりと手をつかまれて、一方の思いのままに手がちぎれるかと思うくらいに引っ張りまわされている関係。

一方は、しっかり大地に足を踏みしめて、しっかり握った糸の先に風船がフワリフワリと浮かんでいる関係。

風船ではなくてそれが凧である関係。

いつも二人で相談しあって、一二の三で歩き始める関係。

そのどれなんだろう。

はじめは、引っ張りまわされている関係と思っていたけれど。。。

その場面場面を思い起こしてみると、それぞれ、違う結論の出し方をしていたなぁと思います。
長年夫婦を続けていると、「これ」と一つに括ってしまうことは出来ないことがたくさん出来てくるものだと思ったことでした。

「おかあさん、今年もお墓のほうに向かって手を合わさせてもらいました。」いつもありがとうございます。
元気でいてくださいね。
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知らなかった

2006年03月24日 | モンゴルについて
第11回スピーチコンテストがモンゴル日本センターで行なわれたそうです。
日本大使館、日本語教師会、モンゴル・日本センター主催
優勝は科学技術大学4年生のバヤルジャルガルさん
2位 国立大学2年生 オノンさん
3位 科学技術大学4年生 ムンフツェツェグさん

課題テーマは、「歴史と未来とひと」
参加申請者108人中、筆記試験に合格した72人から最終本線に残った10人が5分間のスピーチをして競った。

最初に市橋日本大使が挨拶した。
修了後の講評は、審査委員長の村上日本語教育専門家が行い、「今年はモンゴル建国800年なので、テーマを歴史にしたが少し難しかったようだ。しかし、上位者はテーマを自分に引き寄せ、具体的に語ってりっぱでした。」評した
。    =モンゴル通信 第69号より=

科学技術大学の学生さんがスピーチコンテストに出るということは聞いていたのですが、まだ日程が決まっていないときでした。
日にちが決まったら教えてくださいとお願いしていたのですが、うっかり確認するのを忘れていたら、今日になってモンゴル通信を手にしてはじめて終わってしまっていたことが分かりました。

残念。
こんなこといつも有る。「教えてね」「はい」
それで、安心していてはいけない、何度もその「はい」に裏切られているのだけれど。。。

夫によると、知り得た情報は自分だけのものという考え方なのだそうです。
教授でさえ、会議などに出席した内容を尋ねなければ教えようとしないし、出席したことさえ知らないことが多いと。

しかし、日本語スピーチコンテストについては、日本語教師さえ知らなかったという事実を聞いて、必要な情報の伝わらないことおびただしいと実感します。
なんだかとても残念。



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心機一転

2006年03月23日 | チンゲル亭裏日記

一人暮らしの母が、元気で体調には異常がありませんでした。
次女も検査の結果何も有りませんでした。新しい環境でのストレスだったようです。職場も楽なところに配置換えが決まりました。
長女は、鼓太郎と彼とを大事にしながら、気持ちが安定してきたみたいです。田舎の母に会いに行って、母を慰めるつもりが一杯力をもらってきたようです。
UBの私たちは、新しい住まいを見つけて、転居します。
それに伴って、そのアパートの駐車場が良い状態ではないので、お借りしていた車を返すことになりました。
UB市内の車の運転は、浮「ことが多くて、心配していました。
ふと、夫も浮「と感じることが有ったようで、車をお返しするのも、自然の成り行きです。

我が家の、心機一転、我が家の新学期が4月から始まります。
モンゴル生活も、あと1年です。
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SAVE THE CHILDREN

2006年03月23日 | チンゲル亭
今日の授業。
上から、Tシャツ、ハンガー、手袋、マフラー、帽子を持ち込んで、お店屋さんをしました。

カードを作るゆとりがないので、現物持込です。
「これはいくらですか?」「それはいくらですか」「あれはいくらですか」「違う色はありますか」「同じ色のぼうしはありますか」
今日の出席は、8人。
12月以来始めて出席の子もいました。
久しぶりに来て、やっぱりだめだぁと思わないように、気だけは使ったのですが。。。
店員になったり、お客になったりして楽しく出来たように思います。

Kさんの今日のテーマは、カード作り。
白い紙に、絵とその絵の日本語を書く、そして別のカードに日本語とモンゴル語を書く。
そのセットが出来上がったら、カルタ形式でゲームをする。

子どもたちは、絵を描くのは大好きです。最初、2枚の予定が、どんどん書き上げて、紙、紙と要求してどんどん書いていきます。

私の前に日本語を教えてくださっていた方の残していってくれたカードが良いお手本になって、それと同じに書きました。
幼稚園教師の隊員に、絵の授業はお手本どおりに描くように指導されていると聞いていたので、なるほどと思いました。

しかし、中には、お手本とは違う絵を描いた子もいて、この子はどんな子なんだろう。知りたいと思いました。

なるべくモンゴル語を使わないというのがテーマですが、実際はモンゴル語が話せないわけです。
こんなとき、モンゴル語がちゃんと話せて、興味を持った子どもと話ができたらなぁと、切実に思いました。



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シャンプーした鼓太郎

2006年03月23日 | 日本から
        
          3月22日の鼓太郎 シャンプーしてまーす



       まだ眠いんだよ。起こしたのだれ?
 そういえば、、、3月26日は、俺の誕生日なんだよなー。。。

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