風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

SAVE THE CHILDREN

2005年12月15日 | チンゲル亭
今日の授業は、自画自賛とはいえなかなか上出来でした。
私は、○○が好きです。
私は、○○が嫌いです。





と言うフレーズを繰り返しました。
モンゴル語でもいいから、好きなもの嫌いなものを子どもたちに言ってもらいます。
モンゴル語で応えた子どもには、ウツカに日本語を聞いて、「私は、馬が好きです。」と、一人ずつ私に教えてもらうのです。
好きなものは、たくさんでましたが、嫌いなものは好きなものの三分の一ほどでした。
ためしに、勉強は嫌いですかとたずねてみたら、誰も嫌いとは言いませんでした。ずいぶん考えてのことですから、ほんとは嫌いな子どももいるのかなぁと。。。
ちょっといたずらのすぎた質問でした。

そして、日本語は嫌いですかとたずねたら、すかさず「ビシ!(ちがいます)」と返事がかえって来ました。
「ウフフ」子どもたちって、私との日本語を楽しんでいるわ。
これでまた、来週の授業をする元気ができるのです。

先週教えたお正月の歌は、半分くらい歌えます。
先週欠席した子どもたちに、ノートに歌詞を書いてくださいと頼まれました。
この子どもたちと、先生と子ども、年長者と年少者としての、バランスの良い関係を長く保てると良いがと思います。
偉そうにしたいわけではなく、「親しき仲にも、、」でありたいと思うのです。

宿題のひらがなを書いてきたノートに、花丸を入れてあげるとほんとに喜びます。
それで、エスカレートして、「日本からシールを」と思うのは、余計なことです。
モンゴルで簡単に手に入るもので、授業をするというのが私の鉄則なのだから。
デモ、シールを貼ってあげたら喜ぶだろうなぁ。

今日の、工作は独楽作り。
お菓子や、牛乳の空き箱を切って、真ん中にコンパスで穴を開け、マッチをさして作ります。
何枚かを重ね付けすると、重みがついてよく回ります。
Kさんは、とても楽しんで、それらの準備をしてくれています。

残った厚紙を子どもたちに家で作りなさいと持たせていました。
その紙は、無事独楽になるのでしょうか?


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