風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

バイガルさん

2005年12月21日 | チンゲル亭裏日記

昨夕は、また、パールが冷たくなっていました。
夕方5時に外出から帰った来た時、まだ、部屋が寒いと感じませんでしたが、夫が仕事から帰ってきたときは、気づかないうちに室温が下がってきていたのです。
寒い外から帰ってきて、部屋が寒いとがっかりするのです。

そのうち、、、と待っていても何も音沙汰がなく、老朽化したパールはところどころひびが入っていて、温度が下がると日々の隙間が開いてきて水が漏れるのです。
水を受けるために、買ってきて無理やり食べた(ほんとは嬉しかったかも、、、)カップラーメンの空き容器を下に受けました。

風邪気味の夫は、お湯も出ないし布団に入るしかない。
念のため湯たんぽを入れて、さっさと眠ってしまいました。

8時を過ぎても、、、9時を過ぎても、、、
さすがに、足先が冷たくなってきた。
バイガルさんに携帯メールを送ったら、ほとんど電源を切っているのに嬉しいことに通じました。
でもねぇ。この時間だからけいたいをそばに持っているかしら?
と思っているうちに、返信が来ました。

「遅い時間にごめんなさい。パールが冷たくなりました。いつ、なおりますか? 原因は何ですか?」
「隣のアパートで工事中で、後、1時間後になおるそうです」
「はい、分かりました。後少しですから、がんばって我慢します。ありがとう」
体が冷え切る前に、私も布団に入っていましょうと思っていたら、思いがけなくまた返信が来ました。
「寒いでしょう?申し訳ありません。残りの窓の工事も明日やります。」

わぁ、おどろいた!
寒いでしょう?
しかも、「申し訳ありません」

こんなに心のこもった言葉をもらったのは、初めてです。
すごいねぇ。日本に行ったことがあるとはいえモンゴル人と心通わせるのは、初めてです。(TISの日本語科の先生は別です。)

嬉しい驚きで、いい気分のうちに早めに布団に入りました。

思わず、ザザに「お休み」を言おうとして、はっとする。
テレビを見ているときの、膝の重みがなくなって、ごろごろの音が聞こえなくて、やっぱりいないのね。
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