長浜教区の福島県での交流・視察です。
これまで長浜教区の方々は、震災後、被災地復興支援として5回にわたり合計約34トンのお米を岩手・宮城・福島県の被災地にお届けいただいておりました。
今回は、東北の方々との交流を主とした活動として、原町別院(南相馬市)の報恩講にあわせて福島県にお越しになられました。
5日は、大型バスで滋賀県を出発し、三条別院(新潟県)を参拝後、郡山市で宿泊なさられました。
6日は、郡山市を出発し、2017年3月末に避難指示解除が予定の飯館村、2016年7月に避難指示が解除された南相馬市小高区の状況を視察し、原町別院に向かいました。
原町別院到着後、お斎をいただき、長浜から持参したお漬物を別院門徒の方々に召し上がっていただきながら、門徒さんと交流なさられました。
午後からの報恩講では一緒にお勤めをし、法話前に長浜教区参加者の坊守さん・門徒さんが1名ずつ感話が行われました。
感話では、震災当時、テレビで津波や福島第一原発が爆発した映像を観た時の気持ちや、被災地支援としてお米を持参したことなどの活動について等々のお話がありました。
その後、原町別院の門徒役員から長浜教区の支援活動へのお礼と近況などについて感話がありました。
報恩講終了後は、別院門徒とともに長浜教区の方々も内陣の荘厳替えなどの片付けのお手伝いもなさられました。
長浜教区の門徒さんも所属寺でお手伝いをなさられているのか、慣れた様子で片づけを行い、あっという間に片づけは終了してしまいました。
その後、長浜教区の方はこの日の宿泊場所の相馬市に移動し、夕食前に木ノ下嘱託のお話をお聞きになられました。
7日は、会津若松市を観光後、滋賀県へお帰りになられました。