夏がすき…!! 7月生まれのせいか夏の日差しが好きです…♪

山崎勢津子です!ぐるーぷ・ふらいぱんは10年間活動しましたが解散しました。私は今後、朗読を中心に活動してまいります!

Voice Collection 2008

2008-05-31 | Weblog
お疲れさまでした~~
写真は横光利一「蠅」の群読チームのリハ風景で~す!! これ、面白い作品でしたよ。

Voice Collection 2008~約束~ おかげさまで無事終了致しました。終演時間は午後10時30分でしたので、私の「桐畑に~」が始まる前にお帰りになった方も沢山??いらしたようでしたね。でも仕方がないですよね。「10時半に終わるけど来て!来て!」とは、私もいえませんでしたもの・・・。上演時間も全体の構成の範疇であることを事務所ともお話ししていきたいと思います。最後まで聞いて下さった皆さんありがとうございました。

「桐畑に雨の降る日」は江戸の町、今の新橋辺りの木綿問屋で働く19歳のゆきが主人公です。来年は還暦の私が19歳の娘を演じることが出来る・・これが朗読をやめられないひとつの理由ですね。…ゆきが嫁に行く24歳の豊太の造形が今回難しかったです。…他にもいろいろな人が出てきますが、最近は「おばさん・お婆さん」だけでなく「おじさん」とか「お爺さん」をやるのにもあまり苦労しないのはどうしたわけでしょう。40代の頃はとても大変だったはずなのです。・・・歳のせいですな!きっと…。

ゆきが10歳の時、大工だった父は親方の用事で甲府に行くと出かけたまま行方知れずになる。父が出かける日、ゆきは今の溜池辺りまで父親を見送った。その辺りは桐畑の跡で、ちょうど桐の花が雨に濡れて咲いていた。それから9年…幼馴染の豊太には再三所帯を持とうと持ちかけられるが、ゆきは父親が今夜にもひょいと帰ってくるような気がしてならない。…ある日の事、父親は芝、神明前の飲み屋の女と大阪に駆け落ちしていて子どももいることがわかる。「亡くなったおかっさんとお前のことを話したら泣いていたが、江戸に帰る気はねえそうだ…」親代わりの富五郎の話を聞いたゆきは父親への気持ちが吹っ切れ、自分の人生をしっかりと歩きはじめる。

…というお話しです。チャンスがあったらまた朗読してみたいです。