「ポンキッキ」は子供番組なれど、贅沢に人を使っていた。作る時も丁寧で、企画の段階から振付師のボクも加わって、そして、リハーサルもたっぷりとって。
それが、プロデューサーが変わって、「ポンキッキーズ」に。今風にオシャレになったけれど、作りが安直になっていって…。潰れたのだとボクは思っている。
作品に込めるパワーがなくなれば、人を惹きつけられない。
新しい作品を作っていく中で、シーンに必要なモチーフの音楽を選んでいく。すると、どうしても膨大な量の曲がPCにたまってしまう。そこで、整理していくのだが、すぐに止まってしまい、道草を食い始める。今回は
Deodadoの「ツアラトストラはかく語りき」
体が揺れる。ハートが喜ぶ。ああ溶ける。
人の作品に触れることは、自分の作品や考え方を確かなものにしていく機会だ。
「プッシング・デイジー」
大きな流れがある中に、新たに加わるとっておきのキャラクター。そして、また、ドラマ全体が膨らんていく。うまいなあ。