じゃあ、自分がとはならず、だからこそ偏った自分には、向かないと言うか、
理想化して、自分がなってはいけないというのが、教師という職業だと思う。
じゃあ、「分かりたい」派のゴリゴリの小生に
何んの仕事が向いているのか?
なのだけど、やはり本質的には「研究者」だろうなと思う。
で、研究者を目指したかというとさにあらず、大学に残るという選択肢はなかったなぁ~
「残れば?」と誰かに言われた気もしたが、「受験」で、大いに落ちこぼれていたので、
教育する側に回る自分が想像できなかった。変人(偏人)は、教育者になってはいけないとも思うし・・・
そして、すでに、説明する、説得する、に興味を失っていたので(人は興味のないことは説いても理解しないと思い込んでいた、今もだけど・・・)
研究者=教育者という固定観念を脱ぎ捨てられず、
かつまた、理数系の学部でもなかったので企業の研究所という未来はなかった。
伝統工芸の職人には、憧れるなぁ~
下積み時代は、「決まっている」ことありきだろうけど、
棟梁になれば、そこは、創意工夫・独創のし放題(だという夢想)
で、それも、ならず、
人材不足のITエンジニアになりました。大手ではなく、中小企業。
コンピュータの世界、「決まっている」ことだらけなんじゃと
あるいは、「決めて」行くのが仕事なんじゃと思うと思うけど、
やはり、今「何故」こうなっているか、そして、「何故」こう変えるかという側面のある仕事。
「理由」を分析し最適解を出せば、自ずと、方法は「決まって」くる。
勿論、どっちかに「決めて」くれないと進まない部分があって、
そこは、お客さんが「決める」のが、「決まり」の仕事。
なので、向いている仕事だと思う。
でも、会社なので、
管理職という仕事があり、変人(偏人)が決めてはいけないという信念(?)の自分には壁がやって来る。
使われ方にもよるのだけど、エンジニアとして、ある程度出来、歳喰って来ると、
単独の仕事が増えて来た。いつものチームで中心にいるというのではなく、
アウトロー、飛び道具的使われ方をして、あちこちに行き、本社にも転勤し、また、バブルがはじけて戻って来て
と、そういう使われ方をして、管理畑からコースアウト、そして、会社では居場所がなくなり、
これなら、フリーランスの方が自分に合うのではと、今に至る。
そういう壁がありました。
フリーランスの谷間に、他業種のバイトは随分しました。
結局は、「決められた」通りにやる仕事で、そこでは、「決めたい」派の人が活きる現場なんでしょうね。
大学の時のバイトの、資料館の司書的な仕事は、結構、向いていたかな?
「決める」部分は、ほぼ無くて、分類の「訳」が分かれば、有利な仕事だったかも・・・
管理職や、経営者、には、「決める」能力は不可欠。
アンタが「決めない」と、仕事が回らないという仕事。
その他に、
「決めたい」人が最も、向いている(?)のは、政治家でしょう。
「私が、決めます」という顔のポスターが、貼られている。
何を根拠とするか、党利、党略? 政治権力、因習、そして、お金。昔なら戦力。
信念、理念というのもある。学者の意見? シンクタンク どうなんでしょうね。
今の政治家は、どうやって、政策を「決めている」のか、
「決めたい」という欲求、俺が「決める」人、偉い人というプライドがあって、
「分かりたい」派からは、「分かりたくない」政治の仕組みになっている。気がする。
この辺は、人の(できれば「分かりたい」派の)考え方を聞いてみたい。
「決め・分け」論①
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