Re:SALOON & VBA

愛する人よ-あなたと旅ができるなら

「あなたに出逢うのが遅すぎて、はじめての愛はあげられなかった、だから
 わたしは最後の愛を、過ぎてきた歳月を拭き消して、あなたにあげよう。」


ネットの古本屋さん(ブログでした)で、
『愛する人よ-あなたと旅ができるなら』塚原将著 新書館
1981年11月1日初版
を見つけて、購入しました。
知る人ぞ知る塚原将さんですが、その人物の何者であるかは、
敢えて御紹介はしないことにします。
彼の詩集は、この本以前に発行された3冊を持っていて、
実は、この本の存在は、今回、インターネットで見つけるまでは知りませんでした。
何気に「塚原将」で検索したら、この本が出てきた訳です。
こりゃあ、買わなきゃねと思い、購入した訳です。

実は、まだ、読んでません。
詩集なので、その気分にならないと・・・というところですが・・・
(読み飛ばしてはもったいない)
ここで、ひとつずつ紹介していけたらなと思ってます。
以下カバーより

★遅すぎた愛に出逢ったとき─────
              塚原 将

あなたと旅ができるならば
十月の晴れ渡った日がいい

ひとけのない山あいの
コスモスの群れ咲くところがいい

 僕は人が生きていくうちに、現実の生活
が幸せとか不幸せとかにかかわりなく、心
魅かれるひとに出逢ってしまうことがある
と思うのです。
 自分の想いが理性ではおさえきれなくな
る場合があると思うのです。ただ、そのよ
うな愛は決して美しいと言いきることはで
きません。哀しくもあり、汚くもあり、残
酷でもあり、動物的でもあり、特にエゴイ
スティックなものであると思うのです。
 しかし、そうだからなお美しく思い込み
たい感情が強まり、自分自身を苛みながら
も、その想いを持ち続けようとするのでは
ないかと思うのです。そして、その時はき
っと少年の心が自分のなかに宿るのではな
いかと思うのです。

コメント一覧

ひる
ムーミンの本を買いました。
yukari7118@hotmail.com
って、話題とは全然関係ないけど(笑)。

ムーミンって、子供の頃テレビアニメでやってて私も見てた記憶があるんですけど、講談社から楽しいムーミン一家にはじまる何冊かの本がでてるんですよね。その内容について友人がこんなこと書いてたんです。



「あの陰の非情な感じは何なんでしょうね…北欧の雰囲気なのかな? (同じくフォンランドの作曲家のシベリウスが好きなんですが、この人の交響曲も非情で冷たいです。人間のいない世界の音楽……ただ白樺が立ち並ぶだけの風景が思い浮かびます)





ちょっと興味を持ちまして、昨日1冊購入してみたんです。



えーと、また話題かわりますが、塚原さんの詩のこと、内容が内容だけにこういった場では話題にしにくいとこがありますね。

精神は自由!ですよね。

はっちん
未知なる誘惑
ホントはトラックバックしてもいいものか・・・ちょっと躊躇したんです。独自の世界を壊してしまうみたいで・・・。でも、トラックバック、他にまだないみたいだったんで(どんな風に表示されるのだろうという誘惑で)、してしまいました(へへへ)。文字化けしてましたね、確かに・・・



「こういう感情は‘不倫’だとか‘エゴ’なんて言葉は不似合いで、でも残酷で悲しい」という言葉は、作者の塚原将さんの自己評(青字の部分)です。確かに、感情自体は貶める必要はないのかも知れません・・・行為となったとき、周りが困ったこととなるのでしょうけど・・・

> 既成道徳がまかり通っている社会では通用しない、心の中の美しい部分の語彙

行為として表現されたとき、嵌められた枠を出てしまう・・・?。文字化けしてしまう・・・?
ひる
惹かれるものがありました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~hiru/
なんとなく、そういう感じがしてました。

これを表現する言葉がどうも見つからなくて、だって、そりゃ見つかりませんよね。

これは既成道徳がまかり通っている社会では通用しない、心の中の美しい部分の語彙ですもんね。

だから、はっちんさんが書いておられるように、こういう感情は‘不倫’だとか‘エゴ’なんて言葉は不似合いで、でも残酷で悲しい、という言葉は合ってると思います。



トラックバックありがとうございました。これでやっと、トラックバックの意味がわかりました。でもね、私のところのトラックバックをクリックしたら、なぜか文字化けしてるんです。でもリンクはたどることができたので、ここに来ることができました。
はっちん
デジャブ
http://www3.big.or.jp/~kan/ogura/bbs/ogurabbs.cgi
この本は、25年程前の発行ですが、もしかしたら、当時、目にしたことがあるのかもという気がします。

詩の内容が、前3冊と異なり、

いわば不倫関係を想定しており(不倫でないとしても、すでに家庭を得てしまった後ということで)、自分には、かけ離れているために、これは、まだ、自分には・・・と思って買わなかったような気もするのです。

今は、僕も夫であり、父である訳ですが・・・自分にそういう能力(?)があるとは思えないものの、夢想することは可能かも・・・と思います。

純愛ブームでもありますし・・・想ってみるだけなら、安いもので。
はっちん
追記
http://www.geocities.jp/frontflg/poetry/tubuyaki_bk.html
カバーに著者の近影がありました。

写真は、はじめてなので・・・これは、大収穫。

印象は、なるほどなと納得。(特にイメージをもっていた訳ではなかつたですが・・・)

上野でレストランをなさっていたということでしたが・・・今は?
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