一点の「濁り」もないBlog “G”

北海道を離れ、新たな土地で再出発。それに伴いタイトルだけリニューアル。
ただ、看板は挿げ替えたが内容は相変わらず。

久々にFsゲーム感想を

2006-03-08 | sports - Fighters
【昨年は】
昨年は毎日のように更新していたFsゲームの感想エントリだが、今季は初。オープン戦の段階であるが、開幕までひと月を切り、各チームの調整もまとめに向かう時期。今日のタイガース戦なかなかおもしろいスコアだったと思う。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/score/2006/200603080tf.html

【打線】
打線ではルーキー川島と、新外国人マシーアスが面白い。川島はオープン戦初戦のサヨナラHRで勢いに乗ったか、チャンスに強いなかなかの好印象。チャンスに強い、というのは言い換えれば状況に応じた打撃ができる、ということである。それが4回マシーアス2ベースのあとの犠打にも現れていると感じる。今日はヒット1本だったようだが、OP戦打率4割を超え、今後が楽しみな活躍だ。マシーアスは先週土曜日のロッテ戦のTV中継を見たときにタイムリー2本で3打点。追い込まれてからのコンパクトなスイングに光るものがあり、去年のアルモンテの二の舞なんてことはなさそうな予感。今日は2ベースでチャンスメイクあり、タイムリーあり、といい動きをしている。本来は稀哲、田中賢あたりに1、2番を担って欲しいのだが、どうにも三振が多い。確かに稀哲や田中賢のパンチ力は魅力だが、バットに当たらないことにはどうにもならない。その点では追い込まれたときにしっかりと切り替えのできるマシーアスは上位には適任なように見える。しかも今季は下位を担う捕手が打てる高橋や鶴岡なので、トップバッターにはランナーを返す役割も生じるだろう。その意味でもマシーアスは心強い。

【投手陣は】
この時期投手陣は生きた球を打ち始めたばかりの野手よりも優位に立てるのであまり鵜呑みにできないところもあるが(事実まだOP戦どこのゲームもロースコアが多い)、中継ぎ陣に光明が差している点は昨年との違いであろう。特にダブル武田が楽しみだ。久は球に勢いがあり昨シーズン終盤もいい投球をしていたし、勝のほうは左サイドハンドで低めに球が集まる。岩下、清水といった中継ぎ左腕が崩壊の中、少なくとも武田勝は戦力として十分期待できる。マイケル・トーマスコンビは1人ではいざというときに不安だが、2人でクローザーと思えばタイプが違うだけに面白い。何もクローザーはひとりでなくてもいい、というのは黄金期のライオンズが示している。建横コンビはまだまだという感じがあるが、それを加味しても後ろのほうは昨シーズンの惨状を考えればまずまずの仕上がりだろう。問題は先発陣。現時点で先発として送り出せそうなのはリーぐらい。鎌倉は故障明けだから過度の期待はできないが、まだまだ安定感を欠くし、不安定という意味では須永も同じ。昨シーズン安定感ではトップクラスだったダルビッシュが開幕ぶっつけになるだろうし、金村もスロー調整。八木はまだまだ先発を任せられるレベルではなさそうだし(可能性は感じるが)、ディアスも未知数な部分が多い。中継ぎが揃ってきているなら立石が前に回るだろうが、先発陣はまだまだ不透明な部分が多すぎる。

【せいぜいあと1試合】
私が北海道にいるのもあと3週間ほど。どこかでOP戦は観に行こうと思っている。最後に札幌Dでいいゲームを見せてもらって、来年からアウェイゲームを観に行こうと思わせてもらえるような試合を期待したい。

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