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低地と天使とワタシ

2022-02-19 06:00:00 | 映画
ロボコップという映画があります
ポール。バーホーベンの傑作だと思います。
トイガン業界で一世を風靡したのは
この映画で使われた
AUTO-9というロボコップが使った銃
これです
これのベースの銃については
2つの説があって
ベルモンドがパリ警視Jでも使った
Beretta93Rであるという人と
Beretta93Rが入手できずに

M9というかBeretta92Fをベースにしたという人で
92Fをベースにしたといっている人は
2はBeretta93Rだといっています

本物か偽物なのかわかりませんが
1と3のプロップの比較
ROBOCOPで使われた銃が92Fというのはかなり信憑性が高い
ロボコップは1987年ということは撮影は1986年頃
月刊GUNが1982年に取材した時はPAT.PENDINGということで
肝心の3バースト部分の構造が公開されなかった

ところが数か月後のライバル誌のコンバットマガジンが載せた
外紙の翻訳記事であっさり構造部分の画像が(笑)
1986-7年当時アメリカの銃規制がどんなものだったか
フルオートと3バーストに対する規制がどんなものだったのかはちょっとわかりません
このハンドガンはBerettaは公用向けとしていたので
一般市販があったかなかったか
映画関係者が入手できたか疑問なので
92Fベースとする説は十分説得力があります
しかしながら・・・

Youtubeにあがっていた射撃場のシーン
人差し指の上のあたりのスライドの突起
93Rは発射レートと反動を低減するために
スライドを92シリーズより重く作っていて
この部分の突起がいわば93Rであることの証

やっと見つけた左サイドの画像
このセレクタの構成は紛れもなく93R
結局93Rであったか

ところがこの動画を見進めると
何かおかしい

耳塞いで


派手なマズルフラッシュ
縁起なのか怯んだのかみんな目をつむっている

すげえマズルフラッシュ

明るくしてみた
これは銃のアウトラインを見るため

スローで再生

ありゃ

すげえ穴の開いたターゲット
紙のターゲットのはずだから3バーストじゃこうはならん(笑)
動画との違和感はスロー再生してみてわかりました
これ3バーストしていない
派手なマズルフラッシュとSEで3バーストに見せていますけど
実際は一発しか撃ってない


色々調べていくと
空砲での3バーストの動作が不安定だったので
指切りで3連射した
という説明を見つけました
えー、
指切りでということは
トリガーを3回引いているって意味なんだけど
そもそも3連射していない
92Fベースってはなしは
セミオートでしか射撃していないから出たんでしょう
しかしこのエフェクト屋さん93Rよく、入手できたものです
40年近く前の映画の話を今さらしてますけど
2014年にリブート番の映画製作されてます
評判は・・・
オリジナルの肝は
マーフィーはすでに死亡していて
そのしたいのうちのまだ使える部分を流用して
ロボコップを作っている
そして記憶が戻って来るんだけど
以前の生活は取り戻しようがない
というところを明確に描いていた辺りが
名作たらしめているんですが
まあ3で空飛んじゃったりして
なんじゃこりゃと
というか2も蛇足だよなぁ
と思います
 
 

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