FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

竹藪と大根とワタシ

2023-01-20 06:00:00 | 今日の一枚
ツイッターでCB50のイラストというか
カットを書いた人がいて
これがなかなかグッと来ます
渋いことにCB50ベンリィ
これ
カブのエンジンを使ったSS50というスポーツモデルはあったのですが
そこはそれCD50と共通のプレスバックボーンフレームでは剛性に難が出てきます
そいでHONDAが乾坤一擲
勝負に出たモデル

いまこれくらっクラシックバイクとしてのってたらかっこいいかも
まあ前輪がドラムってのがあれです
これがフロントブレーキがディスク化されてCB50-JXとなります
エンジンその他もろもろが改良されて
CB50JX-Ⅰとなります

これね
正直CB50 のベストバイはこれだと思う
エンジンは内部部品の変更ということになっているけど
ヘッドカバー辺りの違うみたいです
パワーはCB50が6ps CB50JX-Ⅰ が6.3s
同時期のRD50が6.3psなので良い線いってます

これのニュースリリース
XEがメインですな
なぜこれがベストバイかというと
ブレーキが一番強力だから
ワイヤー式で、パッドのクリアランスは複雑なラチェットシステムによる
自動調整というHONDA以外あり得ない変態機構
どうやらこれはそれ以前に販売されていた
CB90用のものを転用したらしい
とにかく専用設計をするHONDAにしては珍しいことだけど
結果としてありがたいことなのです
余談ですがこのCB90は排気量を拡大され
CB125JXとなりプロダクションレースで大活躍します
さらに拡大されXL/XR200RとなりFTR223,SL230となります

CB50はさらにアップデートされて
CB50Sになります
前輪が油圧ディスクになるんですが
効きはJXの方がいいようです
これは

MB50の発売を受けてのことのようで
MBは似たような油圧ディスクを採用してますけど
これとCB50用は別部品らしいです


MB50初めてみたときに、あまりのかっこよさに外車だと思いました
ただMBあたりからホンダの技術力が爆発します
どこに コストダウンにです
MBのフレームはトップチューブは噛み合わせで
生産時に左右のパーツをトップチューブのところで組むと
形になるのでそのまま後ろ側を溶接すると
ジグなしで組み立てが可能になっているようです
見たか戦果知ったか底力、これがホンダの技術力

MBには兄貴分のMB8/80というモデルがあって
2人のり80CC
でこのエンジンは輸出用に110ccまで拡大されて
東南アジアで活躍します
これはいまでもほしい
先輩が欲しがって探していて
仙台のKAWASAKIのSHOPで代車に使われているの
を召しあげて先輩に送りました(笑)
CBはMBXが発売された辺りで生産が終わるのですが
その頃の中古価格個人売買だと1500てのもあったけど
いますごい価格みたいですね
CB50のエンジンはその後排気量を拡大されて
XL100になったりヘッドが設計変更されてドリームCB50になったりしてます




フレームはほとんど同じ
前にも話しましたが、これHY戦争華やかなりしころ
RZ、RGγ、AR対抗で企画されていて
お蔵入りになったものと推察します
当時の雑誌には水冷という噂を記事にしてましたが
まあここら辺が限界でしょう

おまけ

おまけ
このエンジンはデチューンされてAPEに乗るのですが
唐木氏がこれに乗っていたころ
CB50のパーツリスト(PS)を見せて6.3PSへのチューンを勧めようと
オフ会前にPSを用意して、さて
と思ったらここに置いたはずのPSがない
以後探しても、どこからも出てこない
ホーキングはビッグバンなしでもこの宇宙が存在し得ることを証明しましたが
ワタシはブラックホールの実在を証明しました
誰かワタシにノーベル賞をください


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