レビューすべき映画はたくさんあるのだけれど
ぜんぜん間に合っていません
この間の寿司オフ の際に
櫻井さん夫婦大激賞の
ポトフ
ポトフ
を見に行ってきました
19世紀の美食家 ドダン・ブーファン(Dodin-Bouffant)とその料理人ウージェニー (Eugénie )の愛の話
19世紀末、フランス。極上の料理を作ってきた二人が愛と人生をかけて挑む〈究極のポトフ〉とは?
そんな話じゃねぇから
このポーリーヌ役の女の子がかわいい
なんというが不思議ですごい映画
料理がものすごい勢いで出てくる
凡百の評論家が否定的に批評したら
料理しか出てこないというだろうけど
さすがにそんな阿呆はいないか
どこにでも映画を見ていないやつというのはいるもので
こんな感想を書いている人がいまして
レンジというかストーブ
これ火が出ていなくて、どういう仕組みなのだろうと思ったら
これ火が出ていなくて、どういう仕組みなのだろうと思ったら
炭なんだよねヴァイオレット が炭をおこして入れる場面がある
料理人になりたいというポーリーヌにたいしてドダンは
教える料理人がいないと断って、彼女に直接話に行くんだけど
カットが変わると
ドダンがポーリーヌ に教えているシーンになる
ちゃんとあるよ(笑)
氷を使うシーンがあるのだけれど
この時代製氷はどうやっていたのか
まさか氷室ではあるまいと思うけど
深く掘ると冷蔵庫の歴史を調べないと・・・(笑)
それとエスコフィエの名前が出てきて彼の年齢が38歳というところに
時代というか、歴史の重みを感じる
モナコでレストラン付きのホテルに料理長になるという話
天皇の料理版の秋山徳蔵氏はリッツ時代の彼に師事してしますね
それと、コンソメを澄ますときに卵白を使うってシーンがある
これがまたエスコフィエだかが考案した手法で
これまた歴史的な出来事だったはず
辻静雄氏が1965年の秋山徳蔵氏へのインタビューでこの話をしていて
秋山氏は全卵を使っていたこともあったと話をしています
それと冬時間のパリでおっぱいをさらしていた
ビノッシュ姐さんですが
今回もバックヌードを披露しております
ジュリエット・ビノッシュがでたらヌードにならんといかん
とかいう共和国憲法の規定でもあるのか
The Pot-au-Feu (旧題)
↓
La Passion de Dodin Bouffant
↓
ポトフ 美食家と料理人(邦題)
うーん 愛のポトフとか言わんだけまだましか
ワタシが前に見た冬時間のパリ
ワタシが前に見た冬時間のパリ
は同じく彼女が主演した
夏時間の庭
にあやかったものらしい
ひどい話
この話は
スイスの作家のマルセル・ルーフ(英語版)が小説『La Vie et la passion de Dodin-Bouffant, gourmet』
で描いたドダン=ブーファンを基にしているとあります
で、こっちの小説のほうは
映像化されているようです
いつもなら楽しい映画でしたと締めますが
いや、すごい映画でした
追記
あの2人は字幕見ずにわかるんだよなぁ
おまけ
パンフ買ってしまった
このステッチミシンじゃん(まだいう)