【柏市のリトミック・音楽教室】フォリア・ミュージックダイアリー

千葉県柏市で総合音楽教室を運営しています。声楽やリトミックのレッスンを通しての、毎日の発見や感動、思いを綴っていきます。

HipとHop

2014-09-26 09:01:07 | リトミック
リトミックの講習会でレッスンを受けると、突然「Hip」とか「Hop」とか合図をかけられて、びっくりすることがありますね。

合図の意味は、その都度かわり、たとえば、歩いていて「Hip」と言われたらテンポを半分に速くし、「Hop」と言われたら、逆に2倍にゆっくりする、などです。

なぜ、直接 「速く」とか「遅く」とか、わかりやすい合図をかけないのでしょうか?

「Hip」や「Hop」は、合図を記号化した一例です。
そのままの言葉で指示するのでなく、まず、合図の約束を理解し、記憶し、行動に移す。
ここで、単に音楽に反応するだけでなく、考える力が養われます。
これは、ダルクローズのリトミックが、非常に科学的であり、脳生理学にもとづいたものであるというひとつの例です。

こどもたちのレッスンにも、このような合図の記号化は使いますが、あまり難しい言葉は使いません。

先日のレッスンでは、Hipのかわりに、ものすごい高い声で「はい!」
Hopのかわりに、ものすごーく低い声で「はい!!」
というのを使いました。

低い声の合図が、「怖い先生みたいだーーー」と、子どもたちに大うけでした。


リトミック研究センター認定教室 フォリア・ミュージックルーム



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