汚染水 ピットからの流出止まる NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の2号機で、ピットと呼ばれる施設から続いていた高濃度の放射性物質に汚染された水の流出は、6日朝に止まりました。東京電力は、流出を止めたことにより、別の場所から新たに汚染水が漏れ出すおそれがあるとして、調査を行うとともに対策を検討しています。
福島第一原発2号機では、極めて高い濃度のヨウ素131などを含む水がタービン建屋にたまっているのが見つかったほか、ピットと呼ばれる施設からは高濃度に汚染された水が海に流れ出しているのが見つかっていました。東京電力は、ピットの周りにある石を詰めた層が汚染水のルートの1つとみて、5日から6日にかけて、地上から穴を掘って水ガラスと呼ばれる特殊な薬剤を流し込む作業を続けていました。その結果、6日午前5時38分ごろ、ピットから海への水の流出が止まったことが確認され、東京電力は、その場所を撮影した写真を公開しました。流出が止まったあと、2号機のピットやタービンがある建物にたまった水の量に変化はないということです。東京電力は、流出を止めたことにより、別の場所から新たに汚染水が漏れ出すおそれがあるとして、調査を行うとともに対策を検討しています。また、施設内にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の保管先を確保するため、廃棄物集中処理施設から、低レベルの汚染水、およそ1万トンを海に放出する作業を行っていて、これまでにおよそ6000トンの水の放出を終え、残るおよそ2000トンの放出作業を続けているということです。
東京電力福島第一原子力発電所の2号機で、ピットと呼ばれる施設から続いていた高濃度の放射性物質に汚染された水の流出は、6日朝に止まりました。東京電力は、流出を止めたことにより、別の場所から新たに汚染水が漏れ出すおそれがあるとして、調査を行うとともに対策を検討しています。
福島第一原発2号機では、極めて高い濃度のヨウ素131などを含む水がタービン建屋にたまっているのが見つかったほか、ピットと呼ばれる施設からは高濃度に汚染された水が海に流れ出しているのが見つかっていました。東京電力は、ピットの周りにある石を詰めた層が汚染水のルートの1つとみて、5日から6日にかけて、地上から穴を掘って水ガラスと呼ばれる特殊な薬剤を流し込む作業を続けていました。その結果、6日午前5時38分ごろ、ピットから海への水の流出が止まったことが確認され、東京電力は、その場所を撮影した写真を公開しました。流出が止まったあと、2号機のピットやタービンがある建物にたまった水の量に変化はないということです。東京電力は、流出を止めたことにより、別の場所から新たに汚染水が漏れ出すおそれがあるとして、調査を行うとともに対策を検討しています。また、施設内にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の保管先を確保するため、廃棄物集中処理施設から、低レベルの汚染水、およそ1万トンを海に放出する作業を行っていて、これまでにおよそ6000トンの水の放出を終え、残るおよそ2000トンの放出作業を続けているということです。
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