野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

堂々とした紫の花をつけるダリア「アトム」(ダリア・シリーズ17)

2019年11月04日 12時32分28秒 | 

赤から紫に近い花をつけるダリア「アトム」。ポンポン咲の中輪だが、咲きそろったところはなかなに堂々としている。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

ダリア「アトム」


とても優雅な小さな花を咲かせるアキノウナギツカミ(箱根シリーズ07)

2019年11月04日 09時09分34秒 | 

アキノウナギツカミは花はママコノシリヌグイとそっくり。どちらもユニークな名前で笑わせる。この程度の棘でウナギが掴めるとも思えないのだが、花弁の先にほんのりと紅が残る咲き方はとても優雅だ。箱根湿性花園であふれるほどに咲いていた。

(2019-09 神奈川県 箱根町) 

 

アキノウナギツカミ
Persicaria sieboldii
イヌタデ属
ENG=タデ科 Polygonaceae
【漢字名】秋の鰻掴
【花期】7~11月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】足首~腰
【環境】人里・田畑,山地・低山,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼

アキノウナギツカミは低地の湿り気のあるところに生える一年草。
同じようなコンペイトウ形の花序をつけるものに,ミゾソバやママコノシリヌグイがあるが,アキノウナギツカミの葉は細長く披針形になるので見わけることができる。
同じような環境でよく見かける種としてはヤノネグサガあるが,花序は顕著な球形ではなく花はやじり形に集まる。
ほかにもウナギツカミと名のつく同属の植物は何種かあるが,アキノウナギツカミはそのなかでもっとも普通に見られるもの。


優美な花と豊潤な香りの両方を楽しめるバラ「ダブルディライト」(薔薇シリーズ03)

2019年11月04日 08時38分49秒 | 

これも栄誉殿堂入りの名花「ダブルディライト」。二重の喜びという名前は、この内側のクリーム色と外側の赤との素晴らしい組み合わせを指したものだろうか、それとも花の美しさと高い豊潤な香りの両方を楽しめるという意味だろうか。いずれにせよ、眺めているだけで喜びが味わえる貴重な一品。半剣弁高芯咲きで、花が立ち上がってくるようにみえるのもいい。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

ダブル デライト

和名 ダブル デライト
英名 Double Delight
系統 HT
作出者 Swim,H.C & Ellis,A.E
作出年度 1977
作出国 USA (アメリカ)
紹介文 まるで花自身が光を放っているかのよう...。
花色は、クリーム色に紅色の覆輪。咲き進むにつれて紅色がのってきます。
色鮮やかで光沢感があり、輝いているように見えます。

芳香種で、フルーツのような甘い香り。
数ある覆輪系のバラの中でも、とても評価が高く人気のある品種です。

品種名のダブル デライト(Double Delight)は2重の喜びの意。
1977年AARS受賞。1985年 世界バラ会連合殿堂入り。

交配親:Granada × Garden Party
四季咲き性。半剣弁高芯咲き。花径:12cm。樹高:120cm。照り葉。芳香種。