野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

深紅の大輪のダリア「ジュエリースター」(ダリア・シリーズ23)

2019年11月10日 12時05分22秒 | 

ダリア「ジュエリースター」は、深紅の大輪のダリア。宝石とまではいかないとしても。堂々とした赤ダリアである。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 


典雅な白薔薇パスカリ(薔薇シリーズ09)

2019年11月10日 07時52分11秒 | 

象牙白の花色で半剣弁高芯咲きのパスカリ。象牙白の花が優雅だ。母親のクイーン・エリザベス譲りの強い花で、切り花にも適しているという。非の打ちどころのない白薔薇だ。七番目の栄誉殿堂入りのバラだという。

 (2019-11 神奈川県 生田緑地バラ園) 

 

パスカリ

象牙白の花色で半剣弁高芯咲き。長く切花品種として用いられた独特の雰囲気を持つ品種です。小粒な花容で花径は 10cm 前後、約 30 弁。花付き多く木は半直立高性。特徴ある樹形です。四季咲き品種最強の強健種と名高い「クイーン エリザベス」の子供、親譲りの強健種です。世界ばら会議、1991年のイギリス「ベルファースト大会」においてに7番目の殿堂入り品種として登録されました。

品種名 パスカリ
ローマ字 Pascali
商品番号 1180225
系統 ハイブリッド ティー (HT)
Hybrid Tea
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 10㎝
樹高 1.5m
樹形図 1b番 半直立
作出年 1963年
作出国 ベルギー
作出者 Lens
別名 Blanche Pasca
その他 強い耐寒性

 

殿堂入りのバラのリスト


●イングリッド・バーグマン
●エリナ
●クイーン・エリザベス
●ドゥフトボルケ
●アイスバーグ
●ダブル・デライト
●ボニカ'82
●ノック・アウト
●パスカリ

パパ・メイアン
ジャスト・ジョーイ
ニュー・ドーン
ピエール・ドゥ・ロンサール
ピース
グラハム・トーマス
サリー・ホームズ
カクテル


秋の草原を飾るナガボノアカワレモコウ(箱根シリーズ12)

2019年11月10日 07時25分05秒 | 

ナガボノアカワレモコウは、ナガボノシロワレモコウの花が赤いものだ。ワレモコウの紅色とははっきりと違う。花のないとこも葉で見分けられる。白花吾亦紅と吾亦紅のあいだでできた自然雑種らしい。秋の草原にいろとりどりのワレモコウたちが花を開いているのは壮観である。

(2019-09 神奈川県 箱根町) 

 

ナガボノアカワレモコウ  長穂の赤吾木香

[学名] Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. purpurea Trautv. et Mey.
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. tenuifolia
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link 広義
バラ科 Rosaceae  ワレモコウ属

 ナガボノアカワレモコウとナガボノシロワレモコウを区別せず、広義にナガボノワレモコウ Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Linkとする説もある。ナガボノアカワレモコウを区別する場合は基準変種 var. tenuifolia 又はvar. purpurea とする。
 葉は多数の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は長さ3~8㎝の披針形、縁に鋭い鋸歯がある。穂状花序は長さ2~7㎝の円柱形。花は萼が紅紫色。萼片は4個。雄しべは4個、萼片より長く突き出、花糸の白色が目立つ。花は花序の先から順次咲く。
 関東以北で見られる白花をナガボノシロワレモコウ、関東以西で見られる白花をコバナワレモコウと分けることもある。
 ワレモコウは穂状花序が短く、雄しべが萼片より短い。
[花期] 8~10月
[草丈] 80~130㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿った草地
[分布] 在来種  北海道、本州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア