goo blog サービス終了のお知らせ 

野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

どこでも満開になっている日本の野生ランのシラン

2019年05月11日 10時58分42秒 | 
今をさかりと道端でどこでも咲いているシランだが
キンラン、ギンランを初めとした日本の野生のランの一つ。
日本には317種の野生ランがあるというのは心強い。

東高根公園でもきちんと保存されていた。
(2019-05 神奈川県川崎市 東高根森林公園)





シラン
シラン(紫蘭、学名: Bletilla striata Reichb. fil.)は、ラン科シラン属の宿根草。地生ランで、日向の草原などに自生する。

形態・生態
地下にある偽球茎は丸くて平らで、前年以前の古い偽球茎がいくつもつながっている。

葉は、最も新しい偽球茎から根出状に3枚から5枚程度出て、幅の広い長楕円形で、薄いが堅く、表面にはたくさんの縦筋が並んでいる。

花期は4月から5月。花は紫紅色で、30から50cm程度の花茎の先に数個つく。花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。観賞用に、花の色が白色のもの、斑入りのもの、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがある。

1912年ころに外来したツタバウンラン

2019年05月11日 09時55分08秒 | 
まえにムラサキサギゴケと間違えたツタバウンラン。
こちらもかわいい花だ。
ツタバウンラン / 国立環境研究所 侵入生物DBによると大正初期に日本に侵入してきた外来種らしい。仲良くくらしているからいいじゃないかとおもうが。





ツタバウンラン

学名 Cymbalaria muralis(シノニム Linaria cymbalaria)。別名ツタガラクサ、ウンランカズラ。

ヨーロッパ原産であるが、北海道から本州に帰化している。ほふく性で開花期は初夏から夏。花は唇形で、薄い青紫色をしており距(きょ)がある。道端などにも見られる。


清楚なギンランにであえてうれしくなった

2019年05月11日 09時46分17秒 | 
丹沢ではキンランにはであったがギンランはみかけなかった。
今回の公園探索で数株の清楚なギンランに再開。とてもなつかしかった。
かつては林の中ならどこでもみけかたものだが。
大切に保護してくれている公園に感謝。

(2019-05 神奈川県川崎市 東高根森林公園)




ギンラン
ギンラン(銀蘭、学名:Cephalanthera erecta )は、ラン科キンラン属の地生の多年草[2][3][4][5]。
特徴
地下に軟骨質の細根が束生する。茎は直立してやせ細り、高さは10-30cmになり、茎に毛はない。葉は3-6個が互生し、葉身は狭長楕円形で、長さ3-8cm、幅1-3cmになり、葉先は鋭くとがり、基部は茎を抱く。葉に毛はない[2][3][4]。

花期は5-6月。茎先に数個の白色の花をつける。苞は狭3角形で長さ1-3mmになるが、下位の1-2個はそれより長くなる。萼片は披針形で先端はややとがり、長さは7-9mmになる。側花弁は広披針形で先端は鈍頭で、長さは萼片よりやや短く、あまり開かない。唇弁の基部は筒状になって短い距となり、先は3裂し、2個の側裂片は3角状、中裂片は舌状になり5個の淡黄褐色の隆起線がある[2][3][4]。

似た種に、同属のササバギンランがある。

分布と生育環境
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、明るい林内に生育する[5]。国外では、中国大陸、台湾、朝鮮半島に分布する[6]。

名前の由来
和名のギンランは、銀蘭の意で、黄色の花を咲かせるキンラン(金蘭)に対して、白色の花を咲かせることによる[4]。学名の属名、Cephalanthera は、ギリシア語で、kephalos「頭」+anthera「葯」で、蕊柱の頭部にある大型の葯の形からきており、種小名の erecta は、「直立した」の意味[4]。