研修①ニジマス稚魚移動

２３日（土）研修１日目
部長は稚魚の移動。

１月の採卵から、５㎝ぐらいに育った稚魚を、
円形池へ運びます。
稚魚はデリケートで、養魚場にとっての宝物、
部外者が扱えるものではありません。
部長は、約７万匹の移動のお手伝いをさせていただきました。

ちょっとここで問題です。

１月に採卵実習でいただいたニジマスの稚魚が、
お互いの胸びれを攻撃するシーンをよく目にしました。

これをやめさせる方法は

①もっと魚の数を少なくする。　　　②もっと魚の数を増やす。


正解は？





②もっと魚の数を増やす。
　　　　　　　　　なのです。
密度が上がると、餌の取り合いなどで、
より争いが起こりそうだと考えますが、
逆なんだそうです。

遡上の多い年の群れ鮎と同じ理屈なんですかね。
自分の中では、目から鱗が落ちるような思いでした。

写真の黒っぽく見える部分は、全部ニジマスの稚魚です。