川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

ちょっと勉強、

2012年07月20日 | 釣り部
「ただいま!」



「お帰り~。」

「魚は?何もらった?」

「イナダ?」

「どれどれ、」

冷蔵庫をあけると…





ド~ン。

「ワラサじゃん。」



イナダと違うの?



御存じのように、イナダもワラサもブリの呼称です。

関東では「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」「ブリ」の順に大きさによって呼び名が替わります。

「大きさが違うだけじゃん。」


いや、それだけじゃないんですよ、習性も変わるんです。

大きさで言うと20~25cm位を「ワカシ」と呼びます。
6月から7月、海岸からキャスティングで釣れるのがコレですね。
チョット水っぽい感じの食味です。
外敵から身を守るため、大きな群れで行動し、カンパチ(ショゴ)やヒラマサの幼魚とともに
群れをつくることもあります。

9月から10月、長い年は年明けまでジギングで釣れるのが「イナダ」35~45cm有るので、
それなりに引きも強く、脂ものり始めます。





「ワカシ」が釣れる頃から「イナダ」の時期に掛けて、
一回り大きな個体が初島廻りから真鶴沖に姿を現します。これが「ワラサ」です。
目方で4~5kg有るので、ジギング・キャスティングともに好敵手です。
脂ものっているので、刺身でも美味しいですね。

7Kgを越えると「ブリ」チョット刺身で食べるには脂が強すぎるかなぁ、
産卵のため、南へ下り、九州沿岸で産卵します。

5年目で80cmを越えるようになりますね。


成長に従って、行動も食性も変わる。別の魚のようになる。
だから異なった名前を付ける。

スズキも同じく出世魚ですね。


お父さんありがとうございます。
さっそく半身は塩焼き用、半身は刺身用に捌きました。







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早く帰らなくっちゃ…

2012年07月20日 | 釣り部
夕方、家内からメール。
「お父さんから、魚が届きました。」


早く帰らなきゃ…

何が届いた?
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