「しくった・・!女だからってナメやがって!」
「うるせーな。ケリつけてやったんだから黙れ」
「止めくらい俺にやらせろよな」
逃げる為に飛び越えようとした塀に、背が小さくて届かなかった奴がなに言ったって無駄だ。なのにそいつは横でぎゃんぎゃん吼えてやがる。大体年下だからってガキと呼ばれるのは不愉快だ。
「あーあ。男に生まれてりゃーな」
なんだか、すげームカついた。クソ、と呟いて男みてーに短く切られた髪を引っ張る。
「い゛っ!」
「黙れよ、チビ」
そう言って無理矢理キスした。ジタバタ暴れやがるから頭のうしろを抑えると、頬を引っかかれた。血が伝う感覚に手を離すと、随分怒ったような顔が見えた。拭ってから笑うと、ざけんな、と怒鳴られた。
「くそ、俺よりでけぇからってナメやがって!」
「違ぇよ、お前が女だってことを自覚しねーからだ」
「はあ?ンなこと、お前には関係ねーだろ?!」
自分で言ってから、ああそうかと思った。なんでイラついたのか、理由がやっとわかった。我ながら情けない。
「お前はお前のままじゃいけねーのか」
「・・は?」
「女のままでもいいだろーが。じゃなきゃ俺は変態だ」
肩を竦めると、すこしの間のあと首を傾げられた。「・・なんでだよ?」頬が引きつった。鈍感が、と呟いて耳に口をよせる。
「好きだっつってんだよ」
―――
私はリボーンとランボと山本が好きです(ドーン
リボーンとランボは十年後で書くことが多いですが
ランボはチビの方がスキ。ランボ愛してる。
「うるせーな。ケリつけてやったんだから黙れ」
「止めくらい俺にやらせろよな」
逃げる為に飛び越えようとした塀に、背が小さくて届かなかった奴がなに言ったって無駄だ。なのにそいつは横でぎゃんぎゃん吼えてやがる。大体年下だからってガキと呼ばれるのは不愉快だ。
「あーあ。男に生まれてりゃーな」
なんだか、すげームカついた。クソ、と呟いて男みてーに短く切られた髪を引っ張る。
「い゛っ!」
「黙れよ、チビ」
そう言って無理矢理キスした。ジタバタ暴れやがるから頭のうしろを抑えると、頬を引っかかれた。血が伝う感覚に手を離すと、随分怒ったような顔が見えた。拭ってから笑うと、ざけんな、と怒鳴られた。
「くそ、俺よりでけぇからってナメやがって!」
「違ぇよ、お前が女だってことを自覚しねーからだ」
「はあ?ンなこと、お前には関係ねーだろ?!」
自分で言ってから、ああそうかと思った。なんでイラついたのか、理由がやっとわかった。我ながら情けない。
「お前はお前のままじゃいけねーのか」
「・・は?」
「女のままでもいいだろーが。じゃなきゃ俺は変態だ」
肩を竦めると、すこしの間のあと首を傾げられた。「・・なんでだよ?」頬が引きつった。鈍感が、と呟いて耳に口をよせる。
「好きだっつってんだよ」
―――
私はリボーンとランボと山本が好きです(ドーン
リボーンとランボは十年後で書くことが多いですが
ランボはチビの方がスキ。ランボ愛してる。