「・・さあ、どうしようか」
「茶化さないで答えろよ」
ああ怖い、と肩を大げさに竦めて、またその視線は落ちた。そう思ってないくせに、と頭の中だけで非難の声が飛ぶ。
「キミがどうしたいかにもよるんじゃない?私は別に、キミのこと好きじゃないし」
「へぇ」
少し考えた後、どうにも狡賢い考えが浮かんで自分を蹴り殺したくなった。どうしたいか、なんて決まってた。けれど無理強いして手に入るものなんて所詮いつかは無くなってしまう、けど。
「なら、俺のものになれって言ったらどうする」
「・・さあ、どうしようか」
そう言ってまた肩を竦める。いつまでこの無意味な会話が続くのかと、ひとつ溜息を吐く。そう言っていつもお前ははぐらかす。
「こんなオバサン相手にしてないで、もっと若いコにしなさいよ。大体私、キミみたいな」
「子供は趣味じゃない、って?」
「・・わかってるじゃない」
すん、と鼻を鳴らして、さも不機嫌そうに顔を歪められた。こいつのこういう顔は好きじゃない。お前には笑顔が一番似合うのに。
そこまで考えて、柄じゃない、と自分を嘲笑した。いつまで経ってもこいつに俺が届くことは無いのだ。
「・・・もう一回訊いてよ、リボーン」
「・・、俺がお前を好きだって言ったらどうする?ローレン」
解せない、と思いつつも、はじめに口にした台詞を吐いた。するとすこしの間の後、ローレンは真顔で銃を構えた。
「殺す」
「降参、」
今度は俺が肩を竦める番だった。磨き上げられた銃口が眉間に当たっていて、ご丁寧に安全装置まで解除済みだ。つまり本気なんだろう。両手を挙げて笑ってやると、ローレンは更に顔を歪めた。
「まだ質問が残ってるじゃない?」
「『俺のものになれって言ったらどうする』?」
降ろされた銃を尻目に、白い頬に手を当てた。無表情だったローレンはそこで初めて笑う。
「いいんじゃない」
「、俺のものになれよ」
「いいよ」
家具くらいにならなってあげる、と言ったローレンは笑っていた。その意図はわからない。
(俺は家具になるなんて御免だな)
―――
オチが不明な件について(殴
っていうか家具家具うるせーよ!
嘉音かお前は!(黙れ
「好きだって言ったら、どうする?」
「・・さあ、どうしようか」
という掛け合いが書きたかっただけという(殴
「茶化さないで答えろよ」
ああ怖い、と肩を大げさに竦めて、またその視線は落ちた。そう思ってないくせに、と頭の中だけで非難の声が飛ぶ。
「キミがどうしたいかにもよるんじゃない?私は別に、キミのこと好きじゃないし」
「へぇ」
少し考えた後、どうにも狡賢い考えが浮かんで自分を蹴り殺したくなった。どうしたいか、なんて決まってた。けれど無理強いして手に入るものなんて所詮いつかは無くなってしまう、けど。
「なら、俺のものになれって言ったらどうする」
「・・さあ、どうしようか」
そう言ってまた肩を竦める。いつまでこの無意味な会話が続くのかと、ひとつ溜息を吐く。そう言っていつもお前ははぐらかす。
「こんなオバサン相手にしてないで、もっと若いコにしなさいよ。大体私、キミみたいな」
「子供は趣味じゃない、って?」
「・・わかってるじゃない」
すん、と鼻を鳴らして、さも不機嫌そうに顔を歪められた。こいつのこういう顔は好きじゃない。お前には笑顔が一番似合うのに。
そこまで考えて、柄じゃない、と自分を嘲笑した。いつまで経ってもこいつに俺が届くことは無いのだ。
「・・・もう一回訊いてよ、リボーン」
「・・、俺がお前を好きだって言ったらどうする?ローレン」
解せない、と思いつつも、はじめに口にした台詞を吐いた。するとすこしの間の後、ローレンは真顔で銃を構えた。
「殺す」
「降参、」
今度は俺が肩を竦める番だった。磨き上げられた銃口が眉間に当たっていて、ご丁寧に安全装置まで解除済みだ。つまり本気なんだろう。両手を挙げて笑ってやると、ローレンは更に顔を歪めた。
「まだ質問が残ってるじゃない?」
「『俺のものになれって言ったらどうする』?」
降ろされた銃を尻目に、白い頬に手を当てた。無表情だったローレンはそこで初めて笑う。
「いいんじゃない」
「、俺のものになれよ」
「いいよ」
家具くらいにならなってあげる、と言ったローレンは笑っていた。その意図はわからない。
(俺は家具になるなんて御免だな)
―――
オチが不明な件について(殴
っていうか家具家具うるせーよ!
嘉音かお前は!(黙れ
「好きだって言ったら、どうする?」
「・・さあ、どうしようか」
という掛け合いが書きたかっただけという(殴