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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1152回】既存不適格

最近ケンプラッツや住宅産業新聞

などに目を通すと、熊本地震の

被害状況などのデータが出始めて

きました。

最近の建物であっても、建築基準法

ギリギリで建てている建物は倒壊

しているケースが少なくありません。

建築基準法を満たしているから

安全ではないのですね。


ご存知の方もいらっしゃるかも

しれませんが、過去の数々の

地震倒壊による被害にあって、住宅

の耐震基準も変わってきました。


古くは1981年に施行された新耐震基準

から始まります。1978年の宮城県沖地震

や新潟地震を受けて設定されました。

さらに、阪神淡路大震災を経て2000年にも

大きく基準が変わります。

つまり、わずか10数年前の建築でも、

現在の耐震基準に照らせば強度が足りない

場合がありうるという事です。

しかも、2000年よりも以前の住宅では

しっかりと完了検査をしている住宅は

半数以下です。


このように、建設当時は合法的な建物

であっても、現在の基準に満たない住宅

を既存不適格住宅と呼びます。



続きは次回。。
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