テイルズ オブ デスティニーについて思うところ

2011-08-15 20:10:26 | ゲーム
PS2版のTODやってる。完成度高いが、長い。なかなか気軽に挑戦できるゲームではなくて、ダラダラやるのに向いてる。

「テイルズ オブ デスティニー」はテイルズオブシリーズの2作目である。SFCの「ファンタジア」から移植をカウントしても通算で二作目。発売は97年12月で、プレステのRPGとしては97年1月発売のFF7の次くらいに出た大作じゃないかと思う。詳しくは調べてないが多分そうだ。

テイルズオブファンタジアはSFC末期を象徴する超大作型のRPGである。SFC版やったことないけど。末期のファミマガで大プッシュされたりしてたのは覚えてる。そのスタッフが分裂してスターオーシャンとか作ったりしたこともファミマガに載ってた。
ナムコ側(というか日本テレネット)に残った人たちが作ったのが「デスティニー」。
ストーリーはファンタジアと何も関係ない。絵も違うし世界観にも共通点すら見出せない。魔法の名前が同じ、くらいの全く無関係な続編だった。
肝であるリニアモーションバトルは、SFC版ファンタジアから若干は進化したのかな?通常攻撃一段に、特技を多少連携できる程度で。単純に延長上にあるだけで、プレステの性能を生かしてはいるんだろうが、そんなに画期的な感じはしない。
でもSFC版より沢山売れたようなので、大半のプレイヤーにとっては画期的だったのかもしれない。そのあたりはエターニア(ベスト版)の後で買った自分は知らん。

仕方ないことだけど「デスティニー」はエターニアと比べるとゲームシステムが古い。通常攻撃は一段だけ、特技の連携もそんなにできない。魔法を使うと画面止まる。当時の技術じゃこんなもんなのかもしれない。
マップもSFCと全く同じ技術のマス目方式。グラフィックが全体的にスーファミっぽい。魔法の演出にポリゴン使ってたりはするけど、ドットの色使いというかクセが全体的にSFCな雰囲気。
2Dができないプレステで2DのRPGを作った技術力は決して低いものじゃないとは思うんだけど、技術で売れたゲームじゃないのかなと。主題歌なり豪華声優なりリニアモーションバトルなりの画期的な要素は全部ファンタジアの時点で完成してるし。

つづく

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