「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

インド旅行の思い出(9)インドのトイレ

2023年06月08日 | インドの思い出
今朝は朝焼けが綺麗でしたね!

その後その青年とどこだかの駅で落ち合ったのを覚えている。住所を教えてもらっていたのか、それとも何月何日の何時に行くと最初から約束していたのか思い出せない。携帯電話すらない時代にどうやって連絡を取り合い落ち合うことができたのか謎すぎる。そんなこんなで駅に降り立ちその青年と再開。その青年の友達2名を連れて来ており、美味しいレストランがあると、会ってそうそう2台のバイクに分乗し、二人乗りしてそこに向かった。

インドでのトイレの使い方だが、用を足した後、右手で手桶を持ち左手で肛門を洗浄する。だから左手は不浄の手なのだと聞いたことがある人は多いと思う。実際どのトイレにも必ず蛇口と手桶がついていた。だからインド人はみんな用を足した後はお尻を水で洗浄していたと思うのだが、紙も用意されていたかもしれない。それは定かではないのだが。

郷にいれば郷に従え、地球の歩き方か何かでインドでのトイレ事情はいやと言うほど学んでいた。だから左手に水を溜めて、お尻を洗うことには最初から抵抗はなかった。お尻もまあ自然に乾くし、途中からルンギにしていたので自然乾燥だけで十分だったように思う。

左手で肛門を触っているので、左手は自ずと使わなくなる。もちろんいつも以上に手を洗うようにはなるが、お尻を触ったという手前、左手を差し出すことが意識的に難しくなる。なのでインドで出会った日本人に左手で何かをされそうになると、ちょっと引いてしまう。

そんなこんなで食事は右手だけ使うかと思いきや、既に焼き上がったチャパーティーが何枚も重ねられているのを取り分ける場合は左手を使う。そりゃそうだ、右手は指先を口に入れているのだから、周りとシェアする場合は左手を使うしかない。

なんだか分かったような分からないような話で恐縮なのだが、日本の誇るウォシュレットなんて後も後、インドの排泄事情は30年以上も前に既に最先端を行っていたのだと今更ながら思った次第だ。


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