神宮外苑いちょう並木近く「おおした鍼灸院」のブログです

2004年神宮外苑いちょう並木近くに開院。痛みの無い浅刺接触の経絡鍼灸治療院です。

先ずは自分の土俵から……

2005年11月28日 | 東洋医学、東洋思想

 

というわけで…… (どういうわけだ~工エエェェ(´д`)ェェエエ工工~……)

 

土俵をそろそろ私の得意分野の東洋医学なるものに移していきたいと思います。

その前に……土俵という言葉が出たので土俵の話を陰陽五行論に結び付けて簡単に紹介しま~ス。

 

土俵の上に屋根が吊り下げられていているのはご存知の方が多いと思いますが、その屋根の水引幕(吊り屋根の下に張り巡らされている紫色の幕のこと)に 青・赤・白・黒の大型の房 が付いているのをご存じでしょうか。

これはまさしく陰陽五行の世界観ですね。

 

五行の色は青・赤・黄・白・黒

土俵が中央で黄色であり、これを土の色で表現します。

そして四本の房、すなわち青白赤黒が東西南北・春夏秋冬を表現する色になっています。

 

それぞれの色は四季と天の四神獣を表わし、五穀豊穰をお祈りしているとも言われてます。

◯正面東側(東北)

青房 東方の守護神 青龍神(せいりゅうしん=青い龍) 春

◯向正面東側(東南)

赤房 南方の守護神 朱雀神(すざくしん=赤い鳥)  夏

◯向正面西側(西南)

白房 西方の守護神 白虎神(びゃっこしん=白い虎) 秋

◯正面西側(西北) 

黒房 北方の守護神 玄武神(げんぶしん=黒い亀)  冬

 

陰陽五行は神道とも密接に結びついています。

 

横綱という最も強い力士が腰に注連縄(「しめなわ」ってこんな漢字書くんですね)を張って、かしわ手を打ち、四股を踏む……。

この四股によって地の神が鎮まりまるわけです。

土俵入りは実は神道行事の「地鎮祭」というわけです。

家を建てるときも、その起工に先だち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式地鎮祭をおこないます。

土俵は場所ごとに新たに土を固めて造られますが、その仕上げの作業が「土俵入り」なのです。

家を新しく建てるときも、土俵を新たに造るときも、まずは地の神にご挨拶する事を大切にする……。

日本の文化は今なお暮らしの中に根付いているわけですね。

 

行司の掛け声も神道に結びつきます。

がっぷり組んで動かないときは気分を高めて全力で勝負しようという意味の「ハッキヨイ」、技をかけている場合は「勝負はまだついていないよ」っていう意味の「ノコッタ」の声をかけます。

この「ハッキヨイ」とは「発気揚揚」がつまったもので、気分を高めて全力で勝負しようという意味だそうですが「八卦良い」 とう漢字を当てる場合もあります。

地鎮祭が滞りなくおこなわれた結果 「良い八卦になったので安心」 という事のようです。

 

 

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