食道がんと向き合う～92＜術後2度目の秋＞

◯　術後2度目の秋です。
　　1度目の時は術後半年で咳や痰が止まらず苦労しました。
　　仕事に復帰して2ヶ月くらい経過し、体力も付けなければならない頃でした。
　　そして周りの景色などを見る余裕も当然無かったですね。


◯　今年は、少し余裕というかゆとりが有り秋を感じることができます。
　　日光辺りに紅葉を見に行きたいと思っています。

　　日が落ちるのも早くなってきたし、気温も下がってきて寒く感じるときも多くなってきましたね。


◯　体重は、術前と後では１２～３キロ減っていたことで、かなり痩せていたな～。
　　鏡を見ると鎖骨や肋骨が出ていて、大丈夫かと思うほどでした。

　　今は見慣れたのか、お腹も出ていないし軽いし、スマートで丁度いいくらいに見えてしまう。
　　人って、都合のいい方になれてしまう動物なのです。
　　楽な方になれるのは早いな～と思う。
　　急な変化に対応するには時間がかかるけど、時間がたてば慣れてしまう。
　　良いことでもあり、良くないことでもあると思うのです。

　　今の食事量は、通常１人前の７～８割くらいまで回復し、体重も術前の７～８キロ減まで戻ってきました。
　　これ以上は増えないと思いますが、維持できるようにしていきたいと思っています。

　　術後の症状で、食事量については胃管の許容量が増えたり、ダンピング症候群の腹痛などは慣れて痛さや不快感もなくなってくるのだろうと考える。
　　下痢は、たまにあるが回数が減ってきた。
　　
　　まだ今の体で対応しきれないところもありますが徐々に慣れてきました。


◯　テレビコマーシャルのように、ハイボールと唐揚げが飲みたいし食べたい、夢に出てきそうです。🍗🍺