日本最初のおカネ・和同開珎
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3月3日(木) 【続き】
稲穂山で秩父紅を見たあと、次に向かったのは・・
国道140号ぞいを右手に入って山を上っていくと
▲ 和銅採掘露天掘り跡 だ。
ここが秩父にあることは知っていて、前から見にいきたいと思っていた。
この細い道を下ればいいのか。
▲ 和銅遺跡とは
・秩父が史上で有名になったのは、奈良時代に続日本書紀に和銅奉献の記事が著わされてから
・この地で初めて帰化人により自然銅が発掘されて、元明天皇に献上された。708年のこと。
・喜んだ天皇は年号を「和銅」と改めて、日本最初の通貨の「和同開珎(わどうかいちん)」が発行された。
細い道を5分ほど下ると
▲ 出たッ!!
「和同開珎 日本通貨発祥の地」
▲ 和銅が発掘されたのは、この橋を渡って、山の上部の方だ。
行こう。
▲ この右横の上部が自然銅発掘の地だという。
この先に、もう1カ所発掘跡があるはずだが、現在通行止めになっている。
▲ 上部を見渡しても・・
武蔵風土記の「大岩がにょきにょきそびえ立っている。その色は銅色がかっている」
というのがどこかは分からない(笑)。
まあそこは想像で補って「ここの銅で和同開珎ができたのか・・」と、感心した。
想像には限界があるので、戻ることに。
▲ 上ってきた道を下って、モニュメント前に戻る。
▲ 和同開珎モニュメント
直径4m、四角穴1m
円形は天を、四角の穴は地をあらわす「天地和同」というとか。
▲ けっこう分厚いよ
コンクリート製かと思ったが、叩いてみるとカンカンと金属音がした。
誰が置いたのか、賽銭みたくコインが載せてあるので、その一つを取って
▲ 現在の通貨、5円玉と比べてみたまえ。
これは亜鉛が4割入った黄銅だが。
たいして変わんねえな、昔も今もやってることは(笑)。
▲ 和同の代が見えてくる・・
再び山を下ると国道140号に出る手前に神社がある。
▲ 聖(ひじり)神社
聖神社の創建は和銅元年2月13日。
朝廷が銅算出を祝して建てた。
▲ 本殿
我が国最初の自然銅の一部がご神体として祀られている。
和同開珎ゆかりの神様であることから、「銭神様」とも呼ばれ、
「お金儲けの縁起の神様」として注目されている・・と説明看板があった(笑)。
皆さんの絵馬の文言にも当然、お金にまつわるものが多い。
「今年はパパの給料が上がり 生活に困らず 暮らせますように」
と奥さんらしい方が書いたのがあった。子供が「犬がかえますように」と書き加えていた。
おい、とうちゃん、がんばれよ。
そのまま、国道140号を秩父市中に進んで
▲ 道の駅ちちぶ へ着いた。
武甲山も迎えてくれた。
秩父散策の拠点で、何度も泊まっている。
ここはショッピングモールが隣接していて便利だ。
▲ 自宅と同じ地場スーパーのヤオコーもある。
夕食、朝食を買って。
▲ 今日はお雛さん ♬
ちらし寿司と味噌ポテト、豚汁で。
市の中心だから地デジも全局入る。なぬ、原発が危ない?
ムカムカエヴリバディ!!
それはともかく、今晩はゆっくり寝て、明日の昼に帰ろう。
END