感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

白川郷に行って来ました。

2010-07-23 09:11:55 | 趣味
この間の日曜日、珍しく息子も一緒に岐阜県の白川郷に行って来ました。

何年か前のお盆休みに、息子のリクエストで白川郷に一泊旅行を計画していましたが、夫の仕事の都合で前日にキャンセルせざるを得なくなった場所です。

調べたら、高速で行けば3時間くらいで行けると言うことがわかり、今回は日帰りにしました。
実は、急な計画だったので、ワンコを預かってもらうことができなかったため、日帰りするしかなかったんです。

なぜ、息子が白川郷に行きたいか・・・・きっとゲーム好きな人ならおわかりでしょう。
ここは、ある有名なゲームの背景に使われていて、『○○の聖地』と言われている名所なのです。

一々、その場面を写真に撮り、ゲームの場面と比べているブログなどもあるそうです。

世界遺産である合掌造りを見るのは私も初めてですから、期待して行きました。

まずは集落が一望できるポスターや写真で有名な展望台から。

思ったよりも狭い地域にあるんですね。

それに、連休と言うこともあって観光客の車の多いこと!
駐車場も一杯です。

さて、下に降りて集落の中を見学してみましょう。

驚きました!
合掌造りの家の殆どが御土産店か民宿やお食事処になっていたんです。
大きな家は、有料で内部が見学できるようになっていたり。

観光客も多く、沢山ある有料駐車場も満車状態。

素朴なイメージを期待していただけに、かなりの興ざめです。

有名になってしまうと、どこもこんな風になってしまうんでしょうね。

その集落から橋を渡った所に、「野外博物館」がありましたが、こちらは綺麗に整備され落ち着いた雰囲気でした。
なぜか、ここはあまり観光客がいなくて、「こっちに初めから来ればよかった」と思いました。

息子も、ゲームのイメージとはかけ離れていた雰囲気に、かなりガッカリだったようです。

それでも、折角なので、ネットで調べた息子の一押しのお食事処で遅い昼食を食べることにしました。

ここも合掌造りの家をそのままお店にしていて、庭の池で飼っている魚を料理して食べさせてくれます。

私はあまり川魚は好きではないので「山菜定食」を、息子と夫は焼き魚や刺身やから揚げの付いた定食を食べました。

私にも虹鱒の甘露煮が付いていたんですが、とても柔らかく美味しかったです。

ここでしか味わえない料理に舌鼓を打っているその時に、庭から「カナカナカナ」と蝉が鳴いたんです。

ここで「ひぐらし」に会えるとは!
まだひぐらしには早いと思っていたので、嬉しかったです。特に息子には・・・・。

なぜ「ひぐらし」にこだわるかって?
それは、ここに来た目的のゲームに関係します。

息子の期待通りのお店で、ひぐらしの鳴き声を聞いて、きっと満足だったでしょう。

高速で帰る途中で日本海の夕陽も見ることができ、撮影できました。

では、写真をデジブックにまとめましたので、ご覧下さい。
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デジブック 『ひぐらしの鳴く郷へ』


暑い日差しの白川郷です。

ところで、白川郷で「みたらし団子」を食べたんですが、こちらとは違う味でした!
全く甘くなかったんです。
トロリとした甘いお醤油のタレではなく、サラリとしたお醤油のみのタレでしたが、岐阜県ではこれが普通ですか?