感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

いよいよだな~。

2010-07-09 21:40:15 | 日記
今日は、明日から始まる「モーリス・ユトリロ展」の監視員を対象とした事前説明会でした。

監視員は全部で10人。その他、嘱託の職員とで受付と監視をします。

10名の監視員の内訳は、5人が以前から引き続きの人で、残りの5人が今回募集した新人です。

「半分が新人なんだから」と心配しないで行ったんですが・・・・。

行ってみてビックリ!

新人のはずの5人中4人が皆すでにお知り合いのようで。
しかも、以前からの監視員の人達とも仲がいいようで・・・。

そこで初対面なのは私だけだったんです!

前回の「仏像展」は凄いお客様の数で、監視員も違う会社からの「派遣」として増員されていたらしく、その人達が今回も採用されたんだそうです。

勿論、皆さんがちゃんと改めて面接を受け、採用されたんですが。

「あ~、私、入って行けるかなぁ?」と不安で一杯でした。

でも、案外皆さんが気軽に話してくださったり、息子の同級生のお母さんがいたりして、少し気が楽になりました。

さて、6年ものブランクの間にやり方も少し変わっていて、戸惑うこともあります。

前は監視員全員にその展覧会の図録とチケットがもらえたんですが、それがありません!

貰った図録を見て勉強しようと思ったのに、困ってしまいます。

美術館も経費節約なんでしょうね。
時給は変わらないんですが・・・・。

開催前に学芸員から、実際の展示場にて説明を受けました。

ユトリロは子供の頃から大酒のみでアルコール中毒だったと言うことと、母親がユトリロの親友と恋に落ち結婚してしまうと言う波乱の人生を送ったことが印象に残りました~。

絵はフランスの町並みや教会などを描いた風景画ばかりです。

学芸員が最後に「何か質問はありますか?」と言った時、
「何でこの企画を夏休みに開催することになったんですか?」
と聞きたかったんですが、ヒンシュクをかうといけないので言葉を飲み込みました。

折角採用されたんですから、是非今回だけでなく次回の展覧会にも呼んでほしいので。

どう見ても夏休みの子供が見たいとは思わないだろうし、ユトリロのファンがそれ程いるとも思えないんですけどね。


ところで、聞くところによると、今回の募集には5人採用のところ30人以上も面接を受けていたらしいのです。
私はせいぜいその半分くらいかと思っていました。

しかも、その中には前回の仏像展で派遣された人も随分いて、採用されなかった人もいるとか!

いや~、危ない、危ない・・・・。
面接で失敗した私なのに、よく採用されたと思います。
やっぱり以前の経験があったからなんでしょうね。

明日から開催ですが、毎日の勤務ではなく、私の初日は来週からです。

受付もやらなければいけないため、この土日はチケットの種類を覚えたりユトリロの勉強をしないと!

一日8時間勤務。
混んでいると座っている暇もないので、足がパンパンになってしまいます。
週に半分くらいの勤務なのがいい所なんですけどね。

すでにボス的存在は把握したので、その人に嫌われないようにしないとね~。