感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

面談から思うこと。

2009-11-13 20:36:08 | 日記
今日は、次男の個人面談。

ついこの間部活を引退したばかりの次男なので、模試の結果や成績は押して知るべし・・・。

高3の面談は、進学のことばかりなのは当たり前。

「模試の結果を見せられるだろうけど、それは9月のだし、ボクは模試を目標にしてるんじゃなくて入試を目標にしてるから、気にしないで。」
と予め次男から釘を刺されていた。

わかっていますとも。
期待なんてできるわけないじゃん!
覚悟はできてますっ!

実際の面談で見せられた模試の結果は、やはり・・・・・な感じ。

でも、よ~く見ると、7月から比べると上がってるじゃない!
このままグラフの線を予測すると、入試の頃は合格圏内に!
…全くの希望的観測ですが。

成績のことはさて置いて、担任の思わぬ言葉に驚いた。

「よく最後まで頑張って走り抜きましたね。いや~、大したもんです。その後も学校では、休み時間等暇な時は殆ど勉強して頑張っていますよ。」

てっきり、この間まで部活をしていたことに呆れられるのかと思ったけど、褒められるとは!

何だか胸が熱くなった。
今までよく頑張ったなぁって、今更ながら感慨深くて。

小4の時のミニバスケットボールのクラブチームから始まったね。

小学生の頃は、次男のお陰で親の私達も随分充実した日々を送らせてもらった。
特に、私は今まで全く縁のない世界を楽しませてもらった。

ミニバスでも、チョコマカとよく走って、活躍したよね。

そして、その練習のお陰で力が付いた持久力。
小学5年の時に長距離に目覚めて、沢山の賞状とメダルをもらった。

それでも、バスケが大好きだった次男は、中学ではバスケ部に入部。

でも、体も小さく気も弱い次男は、バスケを諦め陸上部に転部、そこから長距離漬けの生活が始まった。

でも、バスケ部に入っていた期間のブランクは大きく、小学生の頃のような活躍はできなくて、随分苦しんだよね。

何とか標準記録を突破したくて、毎日ムリな練習で疲れきって帰宅するとバタンキューと言う日が続いた。

最後の最後でやっと記録を突破し、憧れのビッグスワンで走ることができた時はほんとに嬉しかった!

中学生活最後の駅伝も、その中学で初めて県大会に出ることが出来たし。
その駅伝から「駅伝」の魅力に取り付かれ、この間の最後の駅伝まで走ることになる。

高校では思ったように記録が伸びなかったのが可哀想だったな。

ミニバスの頃から、何度も悔し涙を流したっけ。
友達にスタメンの座を取られたとき。
勝率やタイムが目標に達しなかったとき。
ライバルよりタイムが悪かったとき。
監督に叱咤されたとき。

ミニバスも長距離も、初めは嫌がる次男に私が勧めたものだけど、全て終わった今、次男はそれをどう思っているだろう?

余計なお世話だったんだろうか?
もっと、違う道があっただろうか?

私は次男の走る姿が好きだった。
特に、ロードでの走りが。

ほんとに楽しい思いをさせてもらってありがとう!
自分のことではないのに、自分のこと以上に嬉しくて幸せな気持ちになるなんて、こんな経験はできないよね。

部活が終わった今、先生も言うように勉強に頑張っているけれど、大学受験はそんなに甘いもんじゃないからね。

それでも、後2ヶ月間悔いのないよう過ごしてほしい。

私は、食事を作ることと、神頼みしかできないけれど。