考えさせられる夜＊その１

ゴールデンウィーク突入しました。
今年は地震もありあまり遠出のお出かけモードではないですし、
カレンダー通りなので、合間はお仕事。
私は近場でフラフラしながらのんびりしようと思っています。

そんなゴールデンウィーク前、駆け込みのように
夜にお仕事関係のお食事が3日間立て続けに入っていました。
まったく違うシチュエーションで、いろいろなことを考えされました。


まず1日目。
ご一緒させていただいたのは還暦をむかえたオジサマ。
お仕事でお世話になっている方で、以前よりお食事にお誘いいただいていました。
この方曰く、「神田正輝と長谷川理恵みたいでいいと思うんだよねー」と
よくわからないことを言っていました。
このオジサマ、もちろんご結婚されている方です。
なので私としては長谷川理恵さんみたいな気持ちには
1ミリたりともなれるわけないですし、、、

オジサマのガッツはある意味すごいなーと思ったのが
私が早く仕事を切り上げることができないといけないと思ったらしく、
私とそのオジサマとあともう1人重要なクライアントとのお食事会という
設定にして、うちの社長へのアリバイづくりまでする始末。
わざわざご丁寧に「●●●●さん食事会のご案内」という書面までつくり
完全犯罪です。。。
草食男性には思いつかない行動ですね。

ということで、六本木のお寿司屋さんで待ち合わせ。
いなり寿司が有名なお店で、お土産などにテイクアウトを買ったことはありますが
お店でお食事をいただくのは初めてです。

あまりお酒はたくさん召し上がらないオジサマなので
私も控えめにビールと日本酒を1杯ずつ。
おつまみとお寿司をちょこちょことつまみお食事は終了。
いろいろなお話をしてなかなか楽しかったですが、
もちろん長谷川理恵さんの気持ちには最後までなれませんでした。
当たり前か、、、(●´ω｀●)

「明日の朝食にしなさい」とお土産に名物のいなり寿司まで
買っていただきました。


そしてカフェでお茶をして終了。
どうしても送りたいと言われ、仕方なく歩いてお家の近くまで
送っていただきました。

歩いていく途中、ずーーっと
「うれしいな、うれしいな」「かわいいな、かわいいな」と
言い続けてくれたオジサマ。

毎日ボロボロになるほど働いて、オジサマよりもオジサン化している私に
そんなことを言ってくれるなんてありがたいなーと思いながらも
複雑な気分。。。

なんだかこのままではいけない！！と思った私は、
お礼を言ってお別れし、マンションのロビーに入ってすぐに
お友達にそっこー連絡。
ラッキーなことに近所にいて、ちょうど彼女もものすごく昔の元彼と
お食事が終わり、せつなくなっていたらしく、
すぐに集合。

今日をリセットして、もう一度ビールから飲み直しです。


私が「このままではいけない！」と思ったのは
オジサマからしたら私みたいなシングル女は
都合のいい相手であり、それを還暦の人に言われる年齢に
なってしまったということです。
見た目も若々しいですし、魅力的なオジサマではありますが
未熟者の私にはまだ恋愛対象には思えません。
勝手気ままにフラフラしている自分を悔やみました。

合流したお友達も似たようなせつない心境になっていたようで
一緒にお酒とガールズトークで流すことにしました。

おかげでこの日を無事に、
“還暦のオジサマにロックオンされた日”ではなく、
“友人と飲んだくれた日”ということで締めくくれました。


自分の生き方、見つめ直さないと。