西でチャージ

被災地の人たちに比べたら、ずっと恵まれていることに
感謝しながらも、東京も未だ余震が続いているし、
電力不足や原発の影響もあり、
なんとなく落ち着かない毎日を送っています。

最近はコンビニも飲食店も節電で電気が少なめですし、
うちの会社でも昼間は電気をつけないことになり、
やや薄暗い中で仕事をしています。
最初は作業効率が落ちると思いましたが、
人間ってすぐに慣れるものですね。
PCの明かりもありますし、ここ数日はすべての電気がつくと
まぶしすぎるくらいになっています。
うちのオフィスなんて小さな規模ですが、
小さな積み重ねもないよりはマシですから
しばらくは電気なしのオフィスで節電をしていきます。

そんな中、急遽福岡まで行ってきました。
まず空港に到着して博多市内に出るまでに感じたのは
当たり前ですが東日本と全然違います。
電気はすべてついてますし、人もたくさんいて活気がありました。
でも、よく見ているとやはり福岡でも震災の影響はあるようで
イベントが自粛で中止になっていたり、
あちこちに義援金のボックスが設置されていました。


福岡では、地震以来初のゆっくりとしたランチをいただいてきました。

前菜はパルマ産ハムとニョッコフリット。
生ハムが巻かれているのがイタリアの揚げパンなのですが、
もっちもちでおいしかったです。


スープは何かよくわからなかったのですが感動のお味でした。
ほんのりと香る柑橘系の香りが食欲をそそりました。


パスタはかぼちゃのラビオリ。
濃厚なバターソースと、ラビオリに包まれたかぼちゃの甘いお味が
うっとりするほどでした。


メインはミラノ風カツレツ。


そしてデザートはトルタ サッビオーザ。
マンマの手作りみたいな素朴なお味。


すべてしっかりたいらげて大満足でランチを終えました。

福岡から戻り、翌日会社の子にあったら、
「なんだか今日ぱーっと明るい感じがしますー！」と
言われました。
明るいのと健康なのだけが取り柄と思っていた私ですが
地震以来なんとなくある不安感から暗くなっていたのかも。。。
福岡でおいしいものをたくさん食べたことで、
元気をいただいたのかもしれませんね。

ごちそうさまでした。

笑うこと。

お久しぶりです。

まずは、11日に発生した東北地方太平洋沖地震で
被害を受けられた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
これ以上大きな被害が出ないこと、そして1日も早い復旧を
とにかくとにかくお祈りしています。

地震発生時、私は都内オフィスにいました。
4時にクライアントが来社する予定があり、
その準備をしていました。

そして、2時46分。

あ、地震だ。

と、思ったらいつもと明らかに揺れ方が違い、
どんどん大きな揺れになっていき、
女の子たちが悲鳴とともに机の下に隠れ始めました。
そして、さらに揺れは続き、室内のパーテーションが倒れたり、
積んであった書類が崩れたり。

とても怖いと思いながらも、
もしかしたら、大変なことになるかも
と思い、まっすぐ歩けないほどの揺れの中、
スタッフと一緒になんとか扉を開けて避難口を確保。
そして、揺れがおさまったところで避難することにしました。
もちろんエレベーターは止まっているので、
非常階段をぐるぐると降りて地上へ到着。

外に出ると多くの人が避難していました。
オフィスビルを出てすぐの大きな交差点の一角が
ビルの倒壊なども回避できそうでもっとも安全そうなので
しばらくその場で同僚たちと待機していました。
その間、家族に電話するもまったくつながらず。
メールもなかなかいきませんでしが、
何度もトライするとやっと送信できました。
でも返事はすぐに帰ってこなく、心配はつのります。
この後来社予定だったクライアントの携帯もまったくつながりません。
私はドコモとソフトバンクの携帯を2台持っているのですが
ソフトバンクはまったく使い物にならず、ドコモは数回に1回は
メールを使うことができました。

そして、この後何があるかわからないので、
コンビニでお水、チョコレート、携帯の充電器を購入。
手持ちの現金が少なかったので、コンビニのATMでお金を
おろそうとしましたが、回線がストップしてしまったようで不通で使えず。

その間、余震は続いていて、交差点の信号機がグラグラと揺れていたり
細長いビルははっきりと目で見えるほどの揺れ方をしていたり。
大手企業にお務めと思われる人たちは、会社から支給されている
ヘルメットをかぶり、背中には救済セットが入ったナップザックを背負い避難。
そうこうしているうちに、余震が続いて危険そうだと、
コンビニの店員さんたちもお店を閉めて外に避難しはじめました。
ドコモショップには充電器を使う人やテレビでの情報を得ようとする方たちで
溢れていました。

そしてやっと家族からメールで無事を知らせる連絡がきて少し安心。
でも兄はまだ奥さんと連絡がとれていないとのことで、
心配は解消されず。

私たちは結局1時間半くらい外にいて、
避難階段でまたオフィスに戻ることにしました。
でもその後も余震は続いているので、恐ろしくて仕事にならず
帰宅することになりました。

私は普段から徒歩通勤を時々しているうえ、それほど遠くないので
困ることなく帰宅できましたが、途中遠くまで歩いて移動しようとしている
人たちで道はいっぱいでした。
迷っている方もたくさんいて、途中で何度も道案内をしました。

帰宅して、お家もグラスなどが壊れているのではと思ったのですが、
食器類の被害はありませんでした。
被害は壁にかけていた絵のひとつが落ちてしまい、
額装のガラスにヒビが入っただけでした。
帰宅後はお水と食料を確保して避難用の荷物をまとめて
その日の夜は、いつでも避難できるようにお洋服のまま椅子で寝ました。
お気楽なはずの一人暮らしがこんなに心細く思ったのは初めてでした。

土日は落ち着かないながらもお家で過ごし、
明けて月曜はいつもの通り出社。
電車はまだ動いていない路線もたくさんありました。
私の使用している路線は動いていましたが、
また地震がきて電車に閉じ込められたら怖いと思い、
徒歩通勤しました。

先週1週間は、仕事のアポイントも9割くらいキャンセルになったうえ
余震や停電のこともあり、いつもからは考えられないくらい早くに
会社を出て帰宅するという生活をしました。
私のクライアントは支社や工場などが大きな被害にあったものの、
人的被害はなかったのがせめてもの救いです。
しかし、今後数ヶ月にわたり予定していたイベントの中止を決定したり、
かなり経済状況も変わってきそうな状況です。
仕事がら震災での対応に関する相談も多くて、
働いている時間は短いものの、自分でも気付いていない緊張があったようで
想像以上に疲れた1週間でした。



昨日、歯科のチェックをしてもらいたく
友人でもありパーソナルドクターでもあるDr.ユミコ
のオフィスを尋ねました。
偶然にも同じく友人のMちゃんが来ていて
震災後初めてお友達と再会することができました。
そして、偶然にも会えたうれしさからご飯を食べに行きました。
それぞれの震災時の話はもちろんですが、いつもの馬鹿な話などなど
ガールズトークをいっぱいしました。
まだまだ被災地では愛する人の行方がわからなかったり、
大変な思いをしている人がたくさんいますし、
不謹慎と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
久しぶりにおもいっきり笑って
この1週間に自分の感情を押さえていたことに気付きました。

大きな被害がなく元気でいられることは感謝しなければいけません。
そして、今自分ができることを考えて
行動に変えていかなければと思っています。

なんとなく何もする気が起きないうえ、
節電も考えてブログを放置していましたが
昨日いっぱい笑ったことで久しぶりにブログを更新してみました。

余震だけでなく、原発や経済状況等々、
心配なことはたくさんありますが、
1日も早くみんなでもっともっと笑えることを祈っています。

平日のお夕食

平日はホント不規則な毎日を送っています。
睡眠も食事もかなりいい加減。
それでもかなり元気な毎日を送っているのは
丈夫にたくましく育てくれた両親のおかげ。
感謝です

とは言いつつも、不摂生ながらも
時々思い出したように帳尻を合わせようと
カロリーは高そうでも身体に良さそうなものをチョイスしています

久々のAちゃんとのカウンターフレンチでのお夕食は、
蒸したお野菜たっぷり♪


ちょっと歯ごたえが残った絶妙な食感を楽しみながら
いろいろなお野菜を食べている時って、
あー、私とってもいいことしてるわーーーとかみしめているので
おそらく身体も完全に騙されているのでしょう。

メインは、白子とお魚のソテー。
下にひかれたグリーンのソースはなんと春菊。
これがまたお魚とマッチしておいしかったです。


シェフのKさんにお伺いしたところ、
このソースはジェノベーゼのような感じでつくっているそうです。
真似したいかも。

そして最後はウドと鶏のパスタ。


ウドなんて、春だなー。
ウドをこういうふうにいただくのって
和食とはまた違った味わいでおいしいです♪

ワインもいただいて心もリフレッシュ。
ごちそうさまです。

今月のネイル

もう3月です。
2月は短いとはわかっていながらも、
まさに急な坂道を転げ落ちるかのごとく
月日が流れていってしまいました。

今年は少し落ち着いた毎日を過ごそうという野望（？）があったのに
変わらずばたばたしています。
3月は少しでも優雅に過ごせるよう、心がけたいと思います。

今月のネイル。


お写真だとわかりにくいですが、
ピンクとベージュの組み合わせでゼブラ柄にしてみました。

最近短い爪が好きなので、おとなしめの色であれば
こういう柄も悪目立ちすることなく馴染んでいます。
ゴールドの細かいラメを仕上げに全体にのせてもらいましたが
それもよーく見ないとわかりません。
見る人が見ればわかる、
もしくはこれぞ自己満足の世界ですねー（・∀・）

春が来る前に

淡路島旅行記の途中ですが、
もうすぐ終わってしまう季節限定情報を先に。

先日、巣鴨にある加瀬政へ行ってきました。
ここは「鱈のじゃっぱ鍋」というものを食べさせてくれるお店です。
青森から空輸される新鮮な鱈を使ったお鍋です。
鱈といえば、スーパーでも手軽に手に入る白身魚で
お家でのお鍋なんかにもよく使われるお魚ですが、
加瀬政の鱈を食べると、「今までの鱈って何だったの？」と
思ってしまうくらい別物なんです。。。
あらためてお店のHPを見たら、まったく同じコメントが書かれていました(●´ω｀●)

ぷりっぷりの身はもちろんですが、てんこもりでくる白子や
肝なんかも、臭みなんてまったくない驚きのおいしさで、
鱈の常識が間違いなく変わります。
初めてお邪魔した時はとにかく感動しました。

場所が巣鴨という普段ほとんど伺わない場所ということで
頻繁に行くわけではありませんが、一冬に一度は訪れたいお店。
有名なとげぬき地蔵の近く、巣鴨地蔵通り商店街にあります。

調理前のてんこもりの白子ものったお皿は、スタイリッシュな
ビジュアルではありませんので、せめて加熱後の身と白子の姿をどうぞ。



ポン酢も濃厚でものすごーくおいしいんです。
思い出しただけでもまた食べたい。。。

小さなお店で、決してファンシーなお店じゃありません。
でも、絶対に行く価値ありな隠れ家的なお店です。

って、別に隠れた場所っていうワケではないけれど、
巣鴨のこういうお店を知っているのってポイント高いと思います

鱈のじゃっぱ鍋は、10月下旬から3月上旬までの限定です。
先日お伺いした時に聞いた限りですと、
3月10日くらいまではいただけるそうです。
私ももう一度お邪魔するか迷い中です。

どうぞお早めに♪



割烹 加瀬政
東京都豊島区巣鴨3-14-16
tel.03-3918-1286